トーアミ、前期経常を35％下方修正

　トーアミ <5973> [東証Ｓ] が4月8日大引け後(16:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の2億円→1億3000万円(前の期は4億5400万円)に35.0％下方修正し、減益率が55.9％減→71.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億3200万円→6200万円(前年同期は2億9700万円)に53.0％減額し、減益率が55.6％減→79.1％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年３月期通期連結業績予想につきましては、新規受注工事の遅れや一部工事の延期等の影響により販売数量の減少はあったものの、販売価格の上昇に努めた結果、売上高につきましては前回公表した予想から僅かに上回る見込みとなりました。　一方で、第４四半期に入ってからの全世界的な物価上昇により原材料価格の騰勢が続き、ウクライナ紛争に伴う燃料価格の暴騰や為替相場での円の続落などの影響により、想定以上に収益が圧迫されることとなりました。これらのことから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前回公表いたしました予想を下回る見込みとなりましたので、業績予想を修正いたします。（注）上記の業績予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその達成を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。