三協立山は後場上げ幅拡大、２１年５月期業績予想を一転増益予想へ上方修正

　三協立山<5932.T>は後場上げ幅を拡大している。午後１時ごろ、２１年５月期の連結業績予想について、売上高を２９３０億円から２９６０億円（前期比５．６％減）へ、営業利益を１９億円から２５億円（同２４．１％増）へ上方修正し、減益予想から一転して増益予想としたことが好感されている。

　関連する国内外の市場で一部回復がみられることに加えて、各事業で費用抑制などが進むと予想されることが要因。また、未定としていた最終利益は１億円（前期１５億３３００万円の赤字）を見込む。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（２０年６月～２１年２月）決算は、売上高２１７８億９７００万円（前年同期比７．８％減）、営業利益２５億８２００万円（同３７．４％増）、最終利益１０億７１００万円（前年同期６億４９００万円の赤字）だった。

出所：MINKABU PRESS