三協立山、今期営業を一転24％増益に上方修正、未定だった配当は10円減配

　三協立山 <5932> が4月6日後場(13:00)に決算を発表。21年5月期第3四半期累計(20年6月-21年2月)の連結営業利益は前年同期比37.5％増の25.8億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の19億円→25億円(前期は20.1億円)に31.6％上方修正し、一転して24.1％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結営業損益も従来予想の0.9億円の赤字→5億円の黒字(前年同期は9.6億円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当は5円(前期は15円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(3Q)の連結営業損益は5.9億円の黒字(前年同期は10.9億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.5％→0.8％に改善した。

株探ニュース