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三和HD Research Memo(12):日米欧での収益拡大などで3期連続での売上・利益の過去最高更新を目指す

配信元:フィスコ
投稿:2019/07/01 15:52
■今後の見通し

●2020年3月期の業績見通し
2020年3月期について三和ホールディングス<5929>は、売上高425,000百万円(前期比3.7%増)、営業利益34,000百万円(同7.6%増)、経常利益33,000百万円(同8.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益22,000百万円(同5.2%増)と増収増益を予想している。達成されれば3期連続の過去最高の売上高・利益の更新となる。

各セクター別の動向は以下のとおり。

(1) 三和シヤッター工業
三和シヤッターの業績は売上高208,000百万円(前期比4.7%増)、営業利益20,200百万円(同10.1%増)を予想している。売上高についてはオフィス更新需要などで建設投資が高水準で推移するなか、シャッター関連製品やドア製品でシェア拡大により増収を確保する計画だ。利益面では、数量増加(+31.2億円)や販売価格上昇(+18.3億円)による増益要因はあるものの、主に固定費のコストアップ要因(-28.3億円)が高水準にとどまると想定し、営業利益は前期比18.6億円の増益を予想している。

(2) その他国内子会社
その他国内子会社の業績は売上高43,502百万円(前期比22.9%増)、営業利益2,415百万円(同98.9%増)と大幅増収増益を予想している。今期は昭和建産(株)、田島メタルワーク(株)、三和電装エンジニアリング(株)、林工業(株)の4社を新規連結予定で、この影響額が売上高に約2億円、営業利益に約6億円、それぞれ織り込まれている。オーガニックグロースベースでは売上高で約19億円の増収、営業利益で約6億円の増益となるが、販売数量の増加(+8.3億円)、販売価格上昇(+2.5億円)でコストアップ要因(−4.2億円)等を吸収する計画だ。企業別では前期に収益回復が遅れた三和システムウォールの回復が期待される。

(3) ODC
ODCの業績は、売上高118,860百万円(前期比1.9%増)、営業利益9,345百万円(同6.4%増)を計画している。今期は為替レートの前提が105円/ドルと前期実績から約5%の円高となっているため、その分だけ円建ての業績の成長率が圧縮されている。コア事業のドア製品や開閉機で伸びが継続すると想定しており、利益面でも、販売数量要因(+20.2億円)でコストアップ要因などの減益要因を吸収して増益を予想している。

(4) ノボフェルム
ノボフェルムの業績は、売上高70,200百万円(前期比4.4%減)、営業利益3,600百万円(同6.1%減)と減収減益を予想している。為替レートの前提が今期は120円/ユーロと前期の130.01円/ユーロから7.7%の円高となっていることが減収減益理由であり、現地通貨ベースでは増収増益予想となっている。ただし、現地通貨ベースでも増益率が低くなっているのは、NF4.0に基づくシステム投資に伴う費用増加を織り込んだためだ。

(5) 中国・アジア事業
中国アジア事業の業績は売上高7,001百万円、営業利益269百万円を計画している。今期からの新規連結のため前期比較はない。今期は上海宝産、三和香港、安和金属(台湾)、ビナサンワ(ベトナム)の4社が新規連結される見通しだ。中国・アジア地域では需要拡大基調にあるなか、同社は生産体制の強化とグループ一体運営による効率性アップに努めており、それらにより所期の収益目標を確保する計画だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)

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配信元: フィスコ
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