川岸工、今期経常を50％上方修正

　川岸工業 <5921> [東証Ｓ] が7月25日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の10億円→15億円(前期は20.4億円)に50.0％上方修正し、減益率が51.0％減→26.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の経常損益も従来予想の0.6億円の赤字→4.3億円の黒字(前年同期は10.3億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期業績予想につきましては、売上高は、工場の稼働率向上及び収益認識基準の適用（原価回収基準）により、前回公表しました業績予想を上回る見通しであります。　損益につきましては、鋼材価格やエネルギー関連の高騰が懸念されますが、前期に受注した採算性の良い工事の影響で、前回公表しました業績予想を上回る見通しであります。（注）本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社してその実現を約束する主旨のものではありません。また、実際の業績等は、今後、様々な要因により見通しと異なる可能性があります。