駒井ハルテク、前期最終を一転赤字に下方修正

　駒井ハルテック <5915> が5月13日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結最終損益を従来予想の11.6億円の黒字→7.6億円の赤字(前の期は13.5億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。ただ、通期の連結経常利益は従来予想の14.2億円→21.4億円(前の期は16.3億円)に51.0％上方修正し、一転して31.4％増益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の2.3億円の黒字→16.9億円の赤字(前年同期は5.8億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１）個別業績　　　　売上高につきましては、手持工事の進捗が順調に推移したことなどにより前回予想を上回る見込みであります。　　　　営業利益及び経常利益につきましては、手持工事の進捗が順調に推移したこと、一部大型橋梁工事の追加変　　　　更の獲得に加え、設備投資効果により生産性が向上したことなどにより前回予想を上回る見込みであります。　　　　当期純利益につきましては、繰延税金資産の計上があったものの、減損損失の計上などにより、前回予想を大　　　　きく下回る見込みであります。詳細につきましては本日開示しております「繰延税金資産及び特別損失の計上に　　　　関するお知らせ」をご覧ください。　（２）連結業績　　　　個別業績予想の修正などにより修正するものであります。（注）本資料に記載されている予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、　　　今後様々な要因によって予想と異なる結果となる可能性があります。