2,433円
Japan Eyewear Holdingsのニュース
■リンカーズ <5131> 220円 (+50円、+29.4%) ストップ高
リンカーズ <5131> [東証G]がストップ高。23日の取引終了後、オンデック <7360> [東証G]とM&A事業で提携すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。オンデックも高かった。M&A支援とプラットフォーム開発、ビジネスマッチングの3つの領域で協業を進める。製造業分野におけるM&Aアドバイザリー業務を通じ顧客企業の成長を支援するほか、オンデックが進める企業提携に関するプラットフォーム開発において、リンカーズがノウハウや知見を提供する。更に、リンカーズが提供するSaaS型ビジネスマッチングシステム「Linkers for Business」をオンデックに導入。顧客のM&A以外のニーズに対しても幅広く支援する体制を整える。
■ビーマップ <4316> 494円 (+80円、+19.3%) ストップ高
ビーマップ <4316> [東証G]がストップ高。23日の取引終了後、東京大学と東京理科大学発のベンチャー企業2社と協業で開発を進めてきた電力データの活用による見守りサービス用AIについて、サービス開始に向けた開発が完了し、提供を開始すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。東京理科大学在籍の学生が中心となって運営するCryptoAI(東京都渋谷区)と、東大発ベンチャーのエメレイド(同文京区)の2社と協業を進めていた。提供開始に向けて利用しやすいサービス体系を構築するとともに、駆けつけサービスの提携などについて、複数の事業者と協議を進める。協業会社と調整でき次第、順次サービスの提供を始める。
■野村マイクロ <6254> 5,460円 (+705円、+14.8%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。野村マイクロ・サイエンス <6254> [東証P]がストップ高。ここ半導体関連全般がリスク回避目的の売りに押されるなか、同社株も冴えない動きを強いられてきたが、きょうは一気に切り返し、目先トレンド転換を鮮明とした。半導体向けを主力とする超純水装置の大手で、生成AI向けを中心とした最先端半導体の需要拡大などを背景に、業績は絶好調に推移している。23日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の96億5000万円から106億円(前の期比62%増)に増額し、初の100億円大台に乗せ過去最高利益を大幅連続更新する見込みとなった。また、好業績を背景に株主還元も強化、24年3月期の年間配当は従来計画に90円上乗せの250円(前期実績は150円)を計画、これがサプライズとなり、投資資金が集中する格好となった。
■KOA <6999> 1,602円 (+177円、+12.4%)
東証プライムの上昇率2位。KOA <6999> [東証P]が3日続急騰。23日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示した。最終利益は前期比15.6%増の32億円を計画する。株価は全体相場に対し出遅れ感が強まっていたこともあって、最終増益予想を示したことを受けて見直し買いが集まったようだ。今期の売上高は同10.9%増の719億円を計画。想定為替レートは1ドル=145円とした。産業機器や家電分野などでの在庫調整の長期化や中国経済の停滞などを背景に、今期の売上高と営業利益(前期比17.7%増の39億円の見通し)は中期計画で示した水準を下回ると予想する。半面、自動車向けの電子部品の需要は堅調に推移すると想定。高電圧検出用デバイダーに関しては今後も販売数量が増加するとの見方を示している。
■コメリ <8218> 3,790円 (+380円、+11.1%)
東証プライムの上昇率3位。コメリ <8218> [東証P]が3日続急騰。23日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を前期比4.7%増の3880億円、営業利益を同10.0%増の243億円の見通しと発表。配当予想も前期比2円増の54円としたほか、あわせて自社株買いの実施も明らかにしており、これらを好感した買いが集まった。引き続き出店拡大に取り組んでいく方針。同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比2.3%減の3707億5200万円、営業利益が同15.2%減の220億8100万円だった。春先から続いた天候不順や夏場の記録的な暑さの影響で園芸用品などが低調だった。また、暖冬・少雪傾向を受けて暖房用品や防寒衣料、除雪用品などの販売も振るわなかった。自社株買いについては、取得上限を60万株(自己株式を除く発行済み株数の1.24%)、または20億円とした。期間は4月24日から7月19日まで。
■ニコン <7731> 1,725円 (+161.5円、+10.3%)
東証プライムの上昇率5位。ニコン <7731> [東証P]が3日続急騰。23日に提出された大量保有報告書で英系投資ファンドのシルチェスター・インターナショナル・インベスターズが5.02%の株式を保有したことが明らかになったことが材料視された。シルチェスターは、物言う株主として知られ、保有目的として「発行者に対して増配、自己株式の買入の頻度又は総量、金庫株消却その他資本政策の変更を要求することがある」としている。報告義務発生日は22日となっている。
■ギガプライズ <3830> 1,899円 (+159円、+9.1%)
ギガプライズ <3830> [名証N]が急反発。同社は4月23日大引け後(16:00)に業績修正を発表、24年4月期(13ヵ月の変則決算)の連結経常利益を従来予想の34.7億円→38.3億円に10.2%上方修正したことで好感されたようだ。
■フルマルHD <7128> 2,329円 (+170円、+7.9%)
東証プライムの上昇率7位。フルサト・マルカホールディングス <7128> [東証P]が3日続急伸。23日の取引終了後、投資有価証券売却に伴う特別利益の計上により、24年12月期の最終利益予想を42億円から52億7000万円(前期比12.2%増)に上方修正した。あわせて期末配当に特別配当22円を加える形で今期の年間配当予想を97円(前期比31円増配)に見直しており、ポジティブ視されたようだ。政策保有株式の縮減方針に基づき、38社の有価証券を売却した。売却益は15億4000万円。今後も継続して政策保有株式の売却を行う予定としている。
■鉄建建設 <1815> 2,927円 (+209円、+7.7%)
東証プライムの上昇率9位。鉄建建設 <1815> [東証P]が急反発。鉄道工事に強みを持ち、JR東日本 <9020> [東証P]を筆頭株主かつ主要顧客とするが、豊富な手持ち工事を背景に完工利益が拡大し、足もとの業績は会社側の想定を上回り好調に推移している。また、為替差益も営業外収支の改善に寄与している。23日取引終了後、同社は24年3月期業績予想の修正を発表、経常利益は従来計画の10億円から22億7000万円(前の期比2.4倍)に大幅増額しており、これを好感する買いを呼び込んだ。同日に新たな中期経営計画も発表し、29年3月期に営業利益80億円以上(今期計画は9億5000万円)を目指すとしており、これもポジティブ視された。
■フリービット <3843> 1,502円 (+105円、+7.5%)
東証プライムの上昇率10位。フリービット <3843> [東証P]が3日続急伸。23日の取引終了後、24年4月期の連結業績予想の修正を発表。今期の最終利益予想を3億円増額して33億円(前期比84.2%増)に引き上げた。更に、同社及び子会社のギガプライズが、アルプスアルパイン <6770> [東証P]とNECネッツエスアイ <1973> [東証P]との 5GとWeb3分野での技術連携を強化することも公表しており、業績へのポジティブな影響を期待した買いが入ったようだ。5Gインフラ支援事業における収益が安定的に推移したほか、トーンモバイル事業でのユーザー獲得施策で効率化を図ったことも奏功。繰延税金資産の増加なども寄与する。また、フリービットグループとアルプスアル、NESICは、ギガプライズグループが運営する複合施設「LIVINGTOWN みなとみらい」において、スマートホームやスマートタウンを実感できる体験型の検証「LIVE! LIVINGTOWN」を始める計画。幅広い分野でのニーズに応じた5GとWeb3のソリューションを提供していく。
■GENDA <9166> 3,295円 (+225円、+7.3%)
GENDA <9166> [東証G]が3日続急伸。23日の取引終了後、5月31日を基準日として6月1日付で1株を2株に分割すると発表した。また25年1月期第1四半期(2-4月)の利益見通しに関し、これまで減益を見込んでいた営業利益が、のれん償却費考慮後でも増益となる見通しを示した。これらを好感した買いが入り株価を押し上げたようだ。ゲームセンターとカラオケの既存店売上高の成長率が想定よりも高まって推移しているという。加えて、同社の連結子会社がアミューズメント施設事業を手掛けるアメックス(岐阜県岐阜市)の株式を取得して子会社化することなども開示している。
■東エレク <8035> 34,810円 (+2,310円、+7.1%)
東京エレクトロン <8035> [東証P]が続急伸。攻防ラインとなっていた75日移動平均線を足もとで上回ってきた。ここ半導体関連株への売りが目立ったが、これは米ハイテク株が値を崩すなか、リスク許容度が低下した海外機関投資家の持ち高調整の売りがかさんだことが背景にあるとみられるが、足もとで米株市場で半導体関連などを中心に切り返す動きをみせていることから、リバウンド狙いの買いが優勢となった。現地時間23日夕に半導体大手の米テキサス・インスツルメンツ が発表した1-3月期決算は一株利益が市場予想より良かったほか、4~6月期の業績見通しについてもコンセンサスを上回り、これが好感される形で同社株は時間外で買われた。この流れが東京市場にも波及し、半導体関連セクターの買い戻しを誘導している。そのなか、半導体製造装置最大手の東エレクは象徴株として買われており、日経平均寄与度も断トツで1銘柄で日経平均を226円押し上げた。
■JEH <5889> 2,182円 (+144円、+7.1%)
Japan Eyewear Holdings <5889> [東証S]が3日続急伸。24日、眼鏡枠の製造を手掛けるタイホウ(福井県鯖江市)の株式を取得して子会社化すると発表した。メタルフレームやプラスチックフレームを製造する同社を子会社とすることで、JEHにとっては製造力の強化が期待できるという。製品供給体制の拡充に伴う業績への好影響を見込んだ買いが入ったようだ。
■HOYA <7741> 18,685円 (+1,140円、+6.5%)
HOYA <7741> [東証P]が3日続急伸。23日の取引終了後、グループにおけるシステム障害の続報を開示した。多くの事業部でシステムが復旧したとしており、いったん悪材料出尽くしと受け止めた買いが集まったようだ。一部の事業部では受注残への対応に伴い納期の延長などが発生しているものの、生産活動と供給体制はおおむね正常に戻りつつあるという。今後の業績に関しては、影響を精査のうえ、開示すべき事項が発生した場合は速やかに公表するとした。
■NOK <7240> 2,251.5円 (+123円、+5.8%)
NOK <7240> [東証P]が3日続急伸。23日の取引終了後、24年3月期の期末配当予想を12円50銭増額して50円に修正したと発表。これをポジティブ視した買いが集まったようだ。年間配当予想は87円50銭(前の期比12円50銭増配)となる。同社は26年3月期までの中期経営計画において、株主資本配当率(DOE)を2.5%以上とする方針。集計中の24年3月期の連結事業績や今後の資金水準の見通しなどを踏まえ、配当の増額修正を行った。
■高砂熱 <1969> 5,550円 (+290円、+5.5%)
高砂熱学工業 <1969> [東証P]が3日ぶり急反発。24日、米オートデスク と新たな戦略的提携に関する覚書を締結したと発表したことが株価の刺激材料となったようだ。2022年に両社は設備工事でのBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の標準化などを進めるための戦略的提携に関する覚書の締結を発表していたが、新たな提携をもとに、建設業におけるBIM関連データの更なる活用による生産性の向上と付加価値の創造などに取り組む。デジタル基盤を活用することで、高砂熱が取り組む建物ライフサイクル全体でのトータルカーボンソリューションの確立も図る。
■ラインヤフー <4689> 376.3円 (+19.5円、+5.5%)
LINEヤフー <4689> [東証P]が3日続急伸。共同通信が23日の取引終了後、通信アプリ「LINE」の個人情報が大量に流出した問題を巡り、ソフトバンク <9434> [東証P]が運営元のLINEヤフーの中間持ち株会社の株式を、韓国のネイバーから買い取る交渉を進めていることがわかった、と報じた。資本関係の見直しによりネイバーの影響力を下げ、総務省による行政指導に対応したい考えだと伝えている。一連の問題が終息に向かって動き出したと受け止めた投資家の買いが株価を押し上げたようだ。
■SREHD <2980> 3,810円 (+170円、+4.7%)
SREホールディングス <2980> [東証P]が大幅高で3日続伸。24日、同社とロイヤルホールディングス <8179> [東証P]、双日 <2768> [東証P]の3社が、中小飲食店の開業をサポートするプラットフォーム「オミセクラフト」のサービスを5月15日に始めると発表。今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。新サービスでは「ロイヤルホスト」などレストランチェーンを運営するロイヤルHDの知見・ノウハウの提供を受けたうえで、SREHDがデータ分析やシステム開発を展開。双日がビジネスの開発・運営面を支援する。オミセクラフトの展開を通じ、飲食店の開業者に向け、一連の準備をワンストップでサポートする。安定的な運営を多面的・効率的に支援するプラットフォームも今後構築し、飲食店業界の活性化につなげる。
■ビジョン <9416> 1,123円 (+48円、+4.5%)
ビジョン <9416> [東証P]が大幅高で3日続伸。23日の取引終了後、24年12月期において、初配当として中間11円、期末14円、年間25円の配当を実施する予定だと発表し、好感されたようだ。前期の業績が好調となり、成長投資を実施しつつ株主に利益還元ができる財務基盤・環境が整ったと判断した。
■シマノ <7309> 25,105円 (+960円、+4.0%)
シマノ <7309> [東証P]が大幅高で3日続伸。23日取引終了後、24年12月期連結業績予想について純利益を540億円から663億円(前期比8.4%増)へ上方修正すると発表。あわせて自社株買いの実施も明らかにしており、これらが好感され買われた。ドル高進行に伴うアジア通貨安の影響から営業外収益が発生したことや、中国市場でロードバイク人気が継続し販売の一部前倒しがあったことが寄与する。なお、売上高見通しに変更はない。自社株買いについては、取得上限を100万株(自己株式を除く発行済み株数の1.11%)、または260億円とした。期間は4月24日から来年3月31日まで。
※24日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
リンカーズ <5131> [東証G]がストップ高。23日の取引終了後、オンデック <7360> [東証G]とM&A事業で提携すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。オンデックも高かった。M&A支援とプラットフォーム開発、ビジネスマッチングの3つの領域で協業を進める。製造業分野におけるM&Aアドバイザリー業務を通じ顧客企業の成長を支援するほか、オンデックが進める企業提携に関するプラットフォーム開発において、リンカーズがノウハウや知見を提供する。更に、リンカーズが提供するSaaS型ビジネスマッチングシステム「Linkers for Business」をオンデックに導入。顧客のM&A以外のニーズに対しても幅広く支援する体制を整える。
■ビーマップ <4316> 494円 (+80円、+19.3%) ストップ高
ビーマップ <4316> [東証G]がストップ高。23日の取引終了後、東京大学と東京理科大学発のベンチャー企業2社と協業で開発を進めてきた電力データの活用による見守りサービス用AIについて、サービス開始に向けた開発が完了し、提供を開始すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。東京理科大学在籍の学生が中心となって運営するCryptoAI(東京都渋谷区)と、東大発ベンチャーのエメレイド(同文京区)の2社と協業を進めていた。提供開始に向けて利用しやすいサービス体系を構築するとともに、駆けつけサービスの提携などについて、複数の事業者と協議を進める。協業会社と調整でき次第、順次サービスの提供を始める。
■野村マイクロ <6254> 5,460円 (+705円、+14.8%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。野村マイクロ・サイエンス <6254> [東証P]がストップ高。ここ半導体関連全般がリスク回避目的の売りに押されるなか、同社株も冴えない動きを強いられてきたが、きょうは一気に切り返し、目先トレンド転換を鮮明とした。半導体向けを主力とする超純水装置の大手で、生成AI向けを中心とした最先端半導体の需要拡大などを背景に、業績は絶好調に推移している。23日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の96億5000万円から106億円(前の期比62%増)に増額し、初の100億円大台に乗せ過去最高利益を大幅連続更新する見込みとなった。また、好業績を背景に株主還元も強化、24年3月期の年間配当は従来計画に90円上乗せの250円(前期実績は150円)を計画、これがサプライズとなり、投資資金が集中する格好となった。
■KOA <6999> 1,602円 (+177円、+12.4%)
東証プライムの上昇率2位。KOA <6999> [東証P]が3日続急騰。23日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示した。最終利益は前期比15.6%増の32億円を計画する。株価は全体相場に対し出遅れ感が強まっていたこともあって、最終増益予想を示したことを受けて見直し買いが集まったようだ。今期の売上高は同10.9%増の719億円を計画。想定為替レートは1ドル=145円とした。産業機器や家電分野などでの在庫調整の長期化や中国経済の停滞などを背景に、今期の売上高と営業利益(前期比17.7%増の39億円の見通し)は中期計画で示した水準を下回ると予想する。半面、自動車向けの電子部品の需要は堅調に推移すると想定。高電圧検出用デバイダーに関しては今後も販売数量が増加するとの見方を示している。
■コメリ <8218> 3,790円 (+380円、+11.1%)
東証プライムの上昇率3位。コメリ <8218> [東証P]が3日続急騰。23日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を前期比4.7%増の3880億円、営業利益を同10.0%増の243億円の見通しと発表。配当予想も前期比2円増の54円としたほか、あわせて自社株買いの実施も明らかにしており、これらを好感した買いが集まった。引き続き出店拡大に取り組んでいく方針。同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比2.3%減の3707億5200万円、営業利益が同15.2%減の220億8100万円だった。春先から続いた天候不順や夏場の記録的な暑さの影響で園芸用品などが低調だった。また、暖冬・少雪傾向を受けて暖房用品や防寒衣料、除雪用品などの販売も振るわなかった。自社株買いについては、取得上限を60万株(自己株式を除く発行済み株数の1.24%)、または20億円とした。期間は4月24日から7月19日まで。
■ニコン <7731> 1,725円 (+161.5円、+10.3%)
東証プライムの上昇率5位。ニコン <7731> [東証P]が3日続急騰。23日に提出された大量保有報告書で英系投資ファンドのシルチェスター・インターナショナル・インベスターズが5.02%の株式を保有したことが明らかになったことが材料視された。シルチェスターは、物言う株主として知られ、保有目的として「発行者に対して増配、自己株式の買入の頻度又は総量、金庫株消却その他資本政策の変更を要求することがある」としている。報告義務発生日は22日となっている。
■ギガプライズ <3830> 1,899円 (+159円、+9.1%)
ギガプライズ <3830> [名証N]が急反発。同社は4月23日大引け後(16:00)に業績修正を発表、24年4月期(13ヵ月の変則決算)の連結経常利益を従来予想の34.7億円→38.3億円に10.2%上方修正したことで好感されたようだ。
■フルマルHD <7128> 2,329円 (+170円、+7.9%)
東証プライムの上昇率7位。フルサト・マルカホールディングス <7128> [東証P]が3日続急伸。23日の取引終了後、投資有価証券売却に伴う特別利益の計上により、24年12月期の最終利益予想を42億円から52億7000万円(前期比12.2%増)に上方修正した。あわせて期末配当に特別配当22円を加える形で今期の年間配当予想を97円(前期比31円増配)に見直しており、ポジティブ視されたようだ。政策保有株式の縮減方針に基づき、38社の有価証券を売却した。売却益は15億4000万円。今後も継続して政策保有株式の売却を行う予定としている。
■鉄建建設 <1815> 2,927円 (+209円、+7.7%)
東証プライムの上昇率9位。鉄建建設 <1815> [東証P]が急反発。鉄道工事に強みを持ち、JR東日本 <9020> [東証P]を筆頭株主かつ主要顧客とするが、豊富な手持ち工事を背景に完工利益が拡大し、足もとの業績は会社側の想定を上回り好調に推移している。また、為替差益も営業外収支の改善に寄与している。23日取引終了後、同社は24年3月期業績予想の修正を発表、経常利益は従来計画の10億円から22億7000万円(前の期比2.4倍)に大幅増額しており、これを好感する買いを呼び込んだ。同日に新たな中期経営計画も発表し、29年3月期に営業利益80億円以上(今期計画は9億5000万円)を目指すとしており、これもポジティブ視された。
■フリービット <3843> 1,502円 (+105円、+7.5%)
東証プライムの上昇率10位。フリービット <3843> [東証P]が3日続急伸。23日の取引終了後、24年4月期の連結業績予想の修正を発表。今期の最終利益予想を3億円増額して33億円(前期比84.2%増)に引き上げた。更に、同社及び子会社のギガプライズが、アルプスアルパイン <6770> [東証P]とNECネッツエスアイ <1973> [東証P]との 5GとWeb3分野での技術連携を強化することも公表しており、業績へのポジティブな影響を期待した買いが入ったようだ。5Gインフラ支援事業における収益が安定的に推移したほか、トーンモバイル事業でのユーザー獲得施策で効率化を図ったことも奏功。繰延税金資産の増加なども寄与する。また、フリービットグループとアルプスアル、NESICは、ギガプライズグループが運営する複合施設「LIVINGTOWN みなとみらい」において、スマートホームやスマートタウンを実感できる体験型の検証「LIVE! LIVINGTOWN」を始める計画。幅広い分野でのニーズに応じた5GとWeb3のソリューションを提供していく。
■GENDA <9166> 3,295円 (+225円、+7.3%)
GENDA <9166> [東証G]が3日続急伸。23日の取引終了後、5月31日を基準日として6月1日付で1株を2株に分割すると発表した。また25年1月期第1四半期(2-4月)の利益見通しに関し、これまで減益を見込んでいた営業利益が、のれん償却費考慮後でも増益となる見通しを示した。これらを好感した買いが入り株価を押し上げたようだ。ゲームセンターとカラオケの既存店売上高の成長率が想定よりも高まって推移しているという。加えて、同社の連結子会社がアミューズメント施設事業を手掛けるアメックス(岐阜県岐阜市)の株式を取得して子会社化することなども開示している。
■東エレク <8035> 34,810円 (+2,310円、+7.1%)
東京エレクトロン <8035> [東証P]が続急伸。攻防ラインとなっていた75日移動平均線を足もとで上回ってきた。ここ半導体関連株への売りが目立ったが、これは米ハイテク株が値を崩すなか、リスク許容度が低下した海外機関投資家の持ち高調整の売りがかさんだことが背景にあるとみられるが、足もとで米株市場で半導体関連などを中心に切り返す動きをみせていることから、リバウンド狙いの買いが優勢となった。現地時間23日夕に半導体大手の米テキサス・インスツルメンツ
■JEH <5889> 2,182円 (+144円、+7.1%)
Japan Eyewear Holdings <5889> [東証S]が3日続急伸。24日、眼鏡枠の製造を手掛けるタイホウ(福井県鯖江市)の株式を取得して子会社化すると発表した。メタルフレームやプラスチックフレームを製造する同社を子会社とすることで、JEHにとっては製造力の強化が期待できるという。製品供給体制の拡充に伴う業績への好影響を見込んだ買いが入ったようだ。
■HOYA <7741> 18,685円 (+1,140円、+6.5%)
HOYA <7741> [東証P]が3日続急伸。23日の取引終了後、グループにおけるシステム障害の続報を開示した。多くの事業部でシステムが復旧したとしており、いったん悪材料出尽くしと受け止めた買いが集まったようだ。一部の事業部では受注残への対応に伴い納期の延長などが発生しているものの、生産活動と供給体制はおおむね正常に戻りつつあるという。今後の業績に関しては、影響を精査のうえ、開示すべき事項が発生した場合は速やかに公表するとした。
■NOK <7240> 2,251.5円 (+123円、+5.8%)
NOK <7240> [東証P]が3日続急伸。23日の取引終了後、24年3月期の期末配当予想を12円50銭増額して50円に修正したと発表。これをポジティブ視した買いが集まったようだ。年間配当予想は87円50銭(前の期比12円50銭増配)となる。同社は26年3月期までの中期経営計画において、株主資本配当率(DOE)を2.5%以上とする方針。集計中の24年3月期の連結事業績や今後の資金水準の見通しなどを踏まえ、配当の増額修正を行った。
■高砂熱 <1969> 5,550円 (+290円、+5.5%)
高砂熱学工業 <1969> [東証P]が3日ぶり急反発。24日、米オートデスク
■ラインヤフー <4689> 376.3円 (+19.5円、+5.5%)
LINEヤフー <4689> [東証P]が3日続急伸。共同通信が23日の取引終了後、通信アプリ「LINE」の個人情報が大量に流出した問題を巡り、ソフトバンク <9434> [東証P]が運営元のLINEヤフーの中間持ち株会社の株式を、韓国のネイバーから買い取る交渉を進めていることがわかった、と報じた。資本関係の見直しによりネイバーの影響力を下げ、総務省による行政指導に対応したい考えだと伝えている。一連の問題が終息に向かって動き出したと受け止めた投資家の買いが株価を押し上げたようだ。
■SREHD <2980> 3,810円 (+170円、+4.7%)
SREホールディングス <2980> [東証P]が大幅高で3日続伸。24日、同社とロイヤルホールディングス <8179> [東証P]、双日 <2768> [東証P]の3社が、中小飲食店の開業をサポートするプラットフォーム「オミセクラフト」のサービスを5月15日に始めると発表。今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。新サービスでは「ロイヤルホスト」などレストランチェーンを運営するロイヤルHDの知見・ノウハウの提供を受けたうえで、SREHDがデータ分析やシステム開発を展開。双日がビジネスの開発・運営面を支援する。オミセクラフトの展開を通じ、飲食店の開業者に向け、一連の準備をワンストップでサポートする。安定的な運営を多面的・効率的に支援するプラットフォームも今後構築し、飲食店業界の活性化につなげる。
■ビジョン <9416> 1,123円 (+48円、+4.5%)
ビジョン <9416> [東証P]が大幅高で3日続伸。23日の取引終了後、24年12月期において、初配当として中間11円、期末14円、年間25円の配当を実施する予定だと発表し、好感されたようだ。前期の業績が好調となり、成長投資を実施しつつ株主に利益還元ができる財務基盤・環境が整ったと判断した。
■シマノ <7309> 25,105円 (+960円、+4.0%)
シマノ <7309> [東証P]が大幅高で3日続伸。23日取引終了後、24年12月期連結業績予想について純利益を540億円から663億円(前期比8.4%増)へ上方修正すると発表。あわせて自社株買いの実施も明らかにしており、これらが好感され買われた。ドル高進行に伴うアジア通貨安の影響から営業外収益が発生したことや、中国市場でロードバイク人気が継続し販売の一部前倒しがあったことが寄与する。なお、売上高見通しに変更はない。自社株買いについては、取得上限を100万株(自己株式を除く発行済み株数の1.11%)、または260億円とした。期間は4月24日から来年3月31日まで。
※24日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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