決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … サイエンスＡ、出前館、ＢｅｅＸ (7月15日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月14日から15日の決算発表を経て19日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　サイエンスＡ <4412>
　22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の経常損益(非連結)は300万円の黒字(前年同期は1億0700万円の赤字)に浮上し、通期計画の6400万円の赤字をすでに上回った。

★No.2　リックソフト <4429>
　23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の1.8億円に急拡大し、通期計画の4.5億円に対する進捗率は40.6％に達し、3年平均の21.5％も上回った。

★No.5　幸和製 <7807>
　23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比0.9％増の2.1億円となり、3-8月期(上期)計画の1億円に対する進捗率が207.7％とすでに上回り、さらに4年平均の59.8％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4412> サイエンスＡ 　東Ｇ 　 +22.29 　　7/15　　　3Q　　　　黒転
<4429> リックソフト 　東Ｇ 　 +19.07 　　7/15　　　1Q　　　117.86
<3810> サイステップ 　東Ｓ 　 +17.97 　　7/15　本決算　　　　　－
<2484> 出前館 　　　　東Ｓ 　 +15.94 　　7/15　　　3Q　　　　赤拡
<7807> 幸和製 　　　　東Ｓ 　 +13.58 　　7/15　　　1Q　　　　0.93

<4016> ミット 　　　　東Ｓ　　 +8.73 　　7/15　　上期　　　206.25
<4176> ココナラ 　　　東Ｇ　　 +7.92 　　7/15　　　3Q　　　　赤転
<6182> メタリアル 　　東Ｇ　　 +5.70 　　7/15　　　1Q　　　146.81
<4270> ＢｅｅＸ 　　　東Ｇ　　 +5.15 　　7/15　　　1Q　　　　　－
<3558> ロコンド 　　　東Ｇ　　 +5.02 　　7/15　　　1Q　　　　9.03

<2411> ゲンダイ 　　　東Ｓ　　 +3.20 　　7/15　　　1Q　　　303.33
<7360> オンデック 　　東Ｇ　　 +2.80 　　7/15　　上期　　　　黒転
<2934> ジェイフロ 　　東Ｇ　　 +2.70 　　7/15　本決算　　　　赤転
<4198> テンダ 　　　　東Ｓ　　 +2.29 　　7/15　本決算　　　　6.69
<3823> ＷＨＤＣ 　　　東Ｓ　　 +2.04 　　7/15　　　3Q　　　　赤縮

<5817> ＪＭＡＣＳ 　　東Ｓ　　 +1.53 　　7/15　　　1Q　　　　4.94
<7689> コパ 　　　　　東Ｇ　　 +1.35 　　7/15　　　1Q　　　　　－
<3991> ウォンテッド 　東Ｇ　　 +1.06 　　7/15　　　3Q　　　 79.27
<3223> ＳＬＤ 　　　　東Ｓ　　 +0.92 　　7/15　　　1Q　　　　赤転
<2769> ヴィレッジＶ 　東Ｓ　　 +0.84 　　7/15　本決算　　　 -9.52

<7086> きずなＨＤ 　　東Ｇ　　 +0.76 　　7/15　本決算　　　 13.71
<7719> 東京衡機 　　　東Ｓ　　 +0.41 　　7/15　　　1Q　　　 -3.23
<8887> リベレステ 　　東Ｓ　　 +0.27 　　7/15　本決算　　　 -9.72
<3557> Ｕ＆Ｃ 　　　　東Ｇ　　 +0.23 　　7/15　　　1Q　　　　赤拡

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした19日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース