ＵＡＣＪ、今期経常を50％下方修正、未定だった配当は40円減配

　ＵＡＣＪ <5741> が2月5日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比81.1％減の13.4億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の40億円→20億円(前期は62億円)に50.0％下方修正し、減益率が35.5％減→67.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の35.9億円の黒字→15.9億円の黒字(前年同期は13.6億円の赤字)に55.6％減額した計算になる。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた期末一括配当は20円(前期は60円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は9.4億円の黒字(前年同期は4.4億円の赤字)に浮上し、売上営業利益率は前年同期の1.2％→1.5％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース