邦チタ、非開示だった今期経常は92％減益、未定だった配当は12円実施

　東邦チタニウム <5727> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は2.9億円の赤字(前年同期は6.7億円の黒字)に転落した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比91.9％減の3億円に落ち込む見通しを示した。
　同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常損益が5億円の赤字(前年同期は14.7億円の黒字)に転落する見通しを示した。

　また、従来未定としていた今期の上期配当を6円(前年同期は6円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も6円実施する方針とした。年間配当は12円となる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の7.6％→4.2％に大幅悪化した。

株探ニュース