水素分離膜の量産につながる可能性
澤藤電(6901)が3日連続のストップ高となっている。岐阜大学と共同でアンモニアから水素を取り出す機械の試作品の開発に成功したからであり、一昨日から急速に人気化している。もし、この技術が一般化すれば、安全で低燃費の燃料電池車の開発につながる。単純計算でガソリンのコストの10分の1と言われており、一気に普及が進む可能性があるのだ。
では、日本精線(5659)がこれとどういう関係があるのかというと、澤藤電機が今回開発した水素製造装置の一部に同社製品が使われているのだ。水素製造装置の仕組みは、アンモニアをプラズマによって窒素と水素に分解。その混合ガスを水素分離膜を使って水素を取り出すわけだが、この分離膜に日本精線の製品が使われている。もし、澤藤電機の水素製造装置が量産されることになれば、日本精線製の水素分離膜が採用される可能性が十分にある。価格に関しては「高い」というコメントしか得られていないが、それなりの業績インパクトが生じそうだ。値動きがほとんどないことから、動意づけば面白い展開になりそう。
では、日本精線(5659)がこれとどういう関係があるのかというと、澤藤電機が今回開発した水素製造装置の一部に同社製品が使われているのだ。水素製造装置の仕組みは、アンモニアをプラズマによって窒素と水素に分解。その混合ガスを水素分離膜を使って水素を取り出すわけだが、この分離膜に日本精線の製品が使われている。もし、澤藤電機の水素製造装置が量産されることになれば、日本精線製の水素分離膜が採用される可能性が十分にある。価格に関しては「高い」というコメントしか得られていないが、それなりの業績インパクトが生じそうだ。値動きがほとんどないことから、動意づけば面白い展開になりそう。