日製鋼、今期経常を一転17％減益に下方修正

　日本製鋼所 <5631> [東証Ｐ] が2月13日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比34.3％減の74.4億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の200億円→140億円(前期は167億円)に30.0％下方修正し、一転して16.5％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の157億円→97.2億円(前年同期は88.8億円)に38.1％減額し、増益率が77.1％増→9.5％増に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比7.8％減の31.7億円に減り、売上営業利益率は前年同期の5.4％→5.0％に悪化した。

株探ニュース