鋳鉄管、今期経常を一転8％増益に上方修正

　日本鋳鉄管 <5612> が1月27日大引け後(17:45)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比38.0％増の7億1200万円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の5億5000万円→6億1000万円(前期は5億6700万円)に10.9％上方修正し、一転して7.6％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8700万円→1億4700万円(前年同期は2億9400万円)に69.0％増額し、減益率が70.4％減→50.0％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.5％増の2億4900万円となったが、売上営業利益率は前年同期の5.7％→5.3％に悪化した。

株探ニュース