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日本鋳鉄管のニュース
日本鋳鉄管 <5612> が10月29日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比69.6%増の4億6300万円に拡大した。
併せて、通期の同利益を従来予想の3億5000万円→5億5000万円(前期は5億6700万円)に57.1%上方修正し、減益率が38.3%減→3.0%減に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比70.4%減の8700万円に大きく落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比50.0%増の2億7300万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.9%→7.1%に改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
元来、第3・4四半期に業績の傾斜する傾向の強い業態でありますが、当第1・2四半期は順調に推移し前回の業績予想に対しても、大幅に上振れ致しました。これは、第3四半期以降に想定していた需要が五輪延期の影響などにより、第2四半期までに前倒しになったこと等に起因しております。第1・2四半期と第3・4四半期のバランスが例年とは異なりますが、後述の状況も踏まえ、通期の業績は概ね前年並みになるものと見ました。 売上高につきましては、2019年度におけるお客様のご理解と営業部門の懸命の努力により値戻しを達成した販売価格は概ね維持できており、これまでの受注活動の成果や第3四半期からの一部前倒しにより、対前年同期実績で第2四半期まででは6億25百万円増加しております。一方、第3四半期以降は、第2四半期以前への前倒しによる販売数量減を想定し、1億1百万円の減少を見込んでおります。その結果通期では対前年実績で5億23百万円の増加となる見込みであります。 収益につきましては、第2四半期時点での経常利益は4億63百万円で、前年同期実績を大きく上回る水準で推移しております。一方、第3四半期以降は1億円弱と見込み、通期の今回修正予想は、前年度実績並みの5億50百万円といたします。第2四半期までの収益に比べて、第3四半期以降の収益が減少する見込みとなっておりますが、その理由として、前述の需要前倒しがあったことに加え、以下の2点を考慮に入れたものです。 1点目が、主要原材料のスクラップ価格上昇の可能性を考慮致しました。元々ボラティリティの高いスクラップ価格ですが、第1・2四半期にはCOVID-19による経済活動の停滞に起因するスクラップ発生量の減少を契機として上昇致しました。今後もCOVID-19の影響に加え、中国のスクラップ輸入再開が市況に少なからぬ影響を与え得ることを想定しております。 2点目が、COVID-19の影響で、一部水道事業体の水道料金減免措置が拡大・長期化してきていることが、工事進捗へ影響を与えることが想定されることや、自治体によるCOVID-19対応の支出が嵩み、財政を圧迫していることの影響が不透明であることも鑑み、販売数量に影響が出る可能性を織り込みました。 なお、株主様への還元策として、この度1億円の自己株式取得を行うことと致しました。これにより、従来からの配当見通し20円と合わせた「総還元性向」は36%となり、直近7年間の実績(約25%程度)と比べて高水準の還元となります。一方、配当予想については、第3四半期の実績および年度業績見通しを確認したうえで、見直しを検討することと致します。※上記の予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
併せて、通期の同利益を従来予想の3億5000万円→5億5000万円(前期は5億6700万円)に57.1%上方修正し、減益率が38.3%減→3.0%減に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比70.4%減の8700万円に大きく落ち込む計算になる。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比50.0%増の2億7300万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.9%→7.1%に改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
元来、第3・4四半期に業績の傾斜する傾向の強い業態でありますが、当第1・2四半期は順調に推移し前回の業績予想に対しても、大幅に上振れ致しました。これは、第3四半期以降に想定していた需要が五輪延期の影響などにより、第2四半期までに前倒しになったこと等に起因しております。第1・2四半期と第3・4四半期のバランスが例年とは異なりますが、後述の状況も踏まえ、通期の業績は概ね前年並みになるものと見ました。 売上高につきましては、2019年度におけるお客様のご理解と営業部門の懸命の努力により値戻しを達成した販売価格は概ね維持できており、これまでの受注活動の成果や第3四半期からの一部前倒しにより、対前年同期実績で第2四半期まででは6億25百万円増加しております。一方、第3四半期以降は、第2四半期以前への前倒しによる販売数量減を想定し、1億1百万円の減少を見込んでおります。その結果通期では対前年実績で5億23百万円の増加となる見込みであります。 収益につきましては、第2四半期時点での経常利益は4億63百万円で、前年同期実績を大きく上回る水準で推移しております。一方、第3四半期以降は1億円弱と見込み、通期の今回修正予想は、前年度実績並みの5億50百万円といたします。第2四半期までの収益に比べて、第3四半期以降の収益が減少する見込みとなっておりますが、その理由として、前述の需要前倒しがあったことに加え、以下の2点を考慮に入れたものです。 1点目が、主要原材料のスクラップ価格上昇の可能性を考慮致しました。元々ボラティリティの高いスクラップ価格ですが、第1・2四半期にはCOVID-19による経済活動の停滞に起因するスクラップ発生量の減少を契機として上昇致しました。今後もCOVID-19の影響に加え、中国のスクラップ輸入再開が市況に少なからぬ影響を与え得ることを想定しております。 2点目が、COVID-19の影響で、一部水道事業体の水道料金減免措置が拡大・長期化してきていることが、工事進捗へ影響を与えることが想定されることや、自治体によるCOVID-19対応の支出が嵩み、財政を圧迫していることの影響が不透明であることも鑑み、販売数量に影響が出る可能性を織り込みました。 なお、株主様への還元策として、この度1億円の自己株式取得を行うことと致しました。これにより、従来からの配当見通し20円と合わせた「総還元性向」は36%となり、直近7年間の実績(約25%程度)と比べて高水準の還元となります。一方、配当予想については、第3四半期の実績および年度業績見通しを確認したうえで、見直しを検討することと致します。※上記の予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
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