2,498円
QPS研究所のニュース
【↑】日経平均 大引け| 4日続伸、米株高・円安も買い一巡後は伸び悩む (9月24日)
日経平均株価
始値 38171.36
高値 38427.15(10:19)
安値 37902.99(12:35)
大引け 37940.59(前日比 +216.68 、 +0.57% )
売買高 16億9699万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆3014億円 (東証プライム概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は4日続伸、一時3万8000円を上回る
2.米国株市場でNYダウが連日の最高値
3.為替市場での円安・ドル高進行を好感
4.日立や三菱重など主力株が買われる
5.自民党総裁選を控え、買い一巡後は上げ幅を縮小
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比61ドル高と3日続伸した。FRBの利下げが米景気を下支えするとの期待感から買いが優勢となった。
3連休明けの東京市場では、リスク選好の地合いで朝方に日経平均株価は700円あまりの大幅上昇をみせた。前日の米国株市場でNYダウが連日で最高値を更新したことに追随したが、後半は上げ幅を縮小した。
24日の東京市場は、主力株を中心にリスクを取る動きが優勢で、寄り後も漸次株価水準を切り上げ、前場中ごろには3万8000円台半ばまで上値を伸ばす場面があった。取引時間中に為替市場ではドル買い・円売りの動きが強まったことが追い風となったという見方も出ていた。米国ではFRBが前週のFOMCで0.5%の大幅利下げを決めたほか、パウエルFRB議長もハト派的なコメントで米経済のソフトランディング期待が高まっている。これを受けて東京市場でもセンチメント改善が進んでいるが、今週末に自民党総裁選を控え、買い一巡後は模様眺めムードも漂う展開に。業種別では33業種中26業種が上昇したが、後場の日経平均は上値の重い地合いで、結局200円強の上昇にとどまり、3万8000円台を下回る水準で着地している。
個別では、三菱重工業<7011>が高く、IHI<7013>が大きく上値を追った。さくらインターネット<3778>が急騰を演じ、日立製作所<6501>、ソフトバンクグループ<9984>も上昇した。ソニーグループ<6758>も高い。セレス<3696>がストップ高となったほか、日本製鋼所<5631>にも物色人気が集中した。北海道電力<9509>が大商いで値を飛ばし、ノーリツ鋼機<7744>、東京計器<7721>なども大きく買われた。
半面、売買代金トップのレーザーテック<6920>が軟調、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>も売りに押された。第一三共<4568>も値を下げた。ルネサスエレクトロニクス<6723>が安く、メルカリ<4385>も冴えない。島精機製作所<6222>が急落したほか、Macbee Planet<7095>、神戸物産<3038>などが大幅安。ミガロホールディングス<5535>などの下げも目立つ。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はTDK <6762>、中外薬 <4519>、SBG <9984>、NTTデータ <9613>、ソニーG <6758>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約117円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、第一三共 <4568>、ニトリHD <9843>、レーザーテク <6920>、エーザイ <4523>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約65円。
東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)保険業、(3)電気・ガス業、(4)非鉄金属、(5)精密機器。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)陸運業、(3)医薬品、(4)サービス業、(5)小売業。
■個別材料株
△ウェリタス <130A> [東証G]
塩野義 <4507> との研究進捗でマイルストーン達成。
△グラン <3261> [東証G]
株主優待制度を新設へ。
△セレス <3696> [東証P]
株主優待実施を好感。
△さくらネット <3778> [東証P]
クラウドサービス好調で25年3月期予想を上方修正。
△わかもと <4512> [東証S]
厚労省から眼内レンズの製造販売承認を取得。
△QPS研究所 <5595> [東証G]
小型SAR衛星が取得した初画像を公開。
△AIメカ <6227> [東証S]
ICパッケージ関連装置で業績変貌を買い直す展開へ。
△日立 <6501> [東証P]
米エヌビディア
△テノ.HD <7037> [東証S]
障害福祉施設運営のYellow Finをグループ化
△日本取引所 <8697> [東証P]
25年3月期業績及び配当予想を上方修正。
▼神戸物産 <3038> [東証P]
8月度は2ヵ月連続の経常赤字で着地。
▼島精機 <6222> [東証P]
上半期業績下方修正や年間配当計画引き下げ。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)セレス <3696>、(2)さくらネット <3778>、(3)日製鋼 <5631>、(4)愛知鋼 <5482>、(5)北海電 <9509>、(6)ノーリツ鋼機 <7744>、(7)東京計器 <7721>、(8)北越コーポ <3865>、(9)ツムラ <4540>、(10)アクシージア <4936>。
値下がり率上位10傑は(1)島精機 <6222>、(2)Jディスプレ <6740>、(3)マクビープラ <7095>、(4)神戸物産 <3038>、(5)コクサイエレ <6525>、(6)杉本商 <9932>、(7)ジェイエイシ <2124>、(8)ミガロHD <5535>、(9)RSテクノ <3445>、(10)JPHD <2749>。
【大引け】
日経平均は前日比216.68円(0.57%)高の3万7940.59円。TOPIXは前日比14.38(0.54%)高の2656.73。出来高は概算で16億9699万株。東証プライムの値上がり銘柄数は877、値下がり銘柄数は713となった。東証グロース250指数は661.17ポイント(4.91ポイント安)。
[2024年9月24日]
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
QPS研究所のニュース一覧- 「宇宙開発関連」が13位、目先の政局動向に左右されず息の長い相場へ<注目テーマ> 2024/11/06
- QPS 研究所の新研究開発拠点「Q-SIP」についてお知らせ 2024/10/28
- 出来高変化率ランキング(14時台)~ジェリービー、ネットプロHDなどがランクイン 2024/10/25
- 出来高変化率ランキング(10時台)~ジェリービー、プロディライなどがランクイン 2024/10/25
- 出来高変化率ランキング(9時台)~いよぎん、ジェリービーなどがランクイン 2024/10/25
「#日経平均株価の見通し材料」 の最新ニュース
マーケットニュース
- 13時の日経平均は332円高の3万8358円、ファストリが56.82円押し上げ (11/22)
- 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比でやや上昇幅縮小 (11/22)
- 米国株見通し:伸び悩みか、週末に向け地政学リスクに警戒 (11/22)
- セレスが後場に入り上昇加速、子会社のネットプロとの業務提携を好感し新値街道まい進◇ (11/22)
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
QPS研究所の取引履歴を振り返りませんか?
QPS研究所の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。