丸一鋼管は反落、１５年３月期業績予想と期末配当予想の下方修正を嫌気

　丸一鋼管<5463.T>が反落。午前１１時２０分、１５年３月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の１５６０億円から１５２３億円（前期比１１．５％増）へ、営業利益を同１９８億円から１９０億円（同５．４％減）へ、純利益を同１３８億円から１３５億円（同１．８％減）へ下方修正したことから、マイナスに転じている。景気の先行き不透明感による鋼材市況への影響が懸念されることから、販売数量を見直したとしている。また、業績予想の修正に伴い、従来５０円５０銭を予定していた期末配当を４８円に引き下げ、年間配当を７３円（従来予想７５円５０銭、前期７３円５０銭）としたこともネガティブ視されている。
　なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高７５１億４５００万円（前年同期比１８．２％増）、営業利益９４億４４００万円（同０．１％減）、純利益６８億４２００万円（同４．４％増）だった。

丸一鋼管の株価は１２時３５分現在２６１１円（▼８６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）