東京製鉄、今期経常を4％上方修正、配当も10円増額

　東京製鐵 <5423> [東証Ｐ] が10月20日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.6％増の224億円に伸び、従来の4.6％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の360億円→375億円(前期は392億円)に4.2％上方修正し、減益率が8.3％減→4.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比15.5％減の150億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→50円(前期は40円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比29.9％減の95.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の15.3％→10.7％に低下した。

株探ニュース