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東洋炭素のニュース

東洋炭素のニュース一覧

<動意株・22日>(前引け)=アール・エス・シー、東洋炭素、フィックスターズ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2018/02/22 11:38
 アール・エス・シー<4664.T>=マドを開けて買われた。警備や清掃などビルの総合管理業務と人材派遣業務を手掛けており、業績は低迷しているものの今期は営業黒字転換を見込んでいる。セコム<9735.T>との業務提携により、お互いのノウハウを生かせる協業体制を構築する方針。時価総額40億円以下で値動きが荒いが、ここにきて企業価値向上への思惑を背景に値ごろ感からの投資資金流入を誘っている。

 東洋炭素<5310.T>=急騰、一時14%高の4115円と値を飛ばし昨年11月27日につけた3915円を上回り、3カ月ぶりに昨年来高値を更新した。株価は2月上旬に大きく調整を入れたが、16日以降は一変して上げ足を加速した。電気自動車(EV)の普及に絡み、近年急速に成長過程にある「パワー半導体」市場が注目されている。シリコンよりも耐圧、高速・高温動作などで優位性を持つ炭化ケイ素(SiC)製品の量産に取り組む企業が多いなか、同社はSiCウエハーの平坦表面技術を開発するなど同分野での技術力に定評がある。2020年にも同ウエハーの量産を開始する方針にあり、関連有力株として注目度が高まっている。

 フィックスターズ<3687.T>=大幅続伸で上場来高値を更新。量子コンピューターで世界初の商用化に成功したカナダのDウェーブ社と提携関係にあり、量子コンピューター採用に前向きな企業を対象に導入支援事業を展開している。18年9月期は営業利益段階で前期比5.4%増の8億8000万円を見込むが保守的で、これに上乗せされる公算が大きい。3月末の株主を対象に1対5株の株式分割を実施することで、今後権利取りの動きが加速する可能性も意識されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ
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