東海カ、今期最終を21％下方修正

　東海カーボン <5301> が11月15日大引け後(16:30)に業績修正を発表。21年12月期の連結最終利益を従来予想の120億円→95億円(前期は10.1億円)に20.8％下方修正し、増益率が12倍→9.3倍に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の62.9億円の黒字→37.9億円の黒字(前年同期は11.3億円の赤字)に39.7％減額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高、営業利益及び経常利益は、前回予想の水準をおおむね維持する見通しですが、親会社株主に帰属する当期純利益については、中国子会社の売却に伴う譲渡損失により、前回発表予想を下方修正いたしました。●特別損失の計上当社は、本日公表した「特定子会社の異動に関するお知らせ」における株式譲渡に伴い、第４四半期において関係会社株式売却損失引当金繰入額約25億円を特別損失に計上します。※上記の予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績はさまざまな要因により大きく異なる可能性があります。以上