東海カ、今期経常を一転24％減益に下方修正

　東海カーボン <5301> が11月6日大引け後(15:00)に決算を発表。19年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比3.9％減の489億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の769億円→573億円(前期は752億円)に25.5％下方修正し、一転して23.8％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の363億円→167億円(前年同期は459億円)に53.9％減額し、減益率が20.9％減→63.5％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比61.2％減の84.2億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の34.0％→15.1％に急低下した。

株探ニュース