ヤマウＨＤ、前期経常を42％上方修正・7期ぶり最高益更新へ

　ヤマウホールディングス <5284> [ＪＱ] が4月23日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の13億円→18.5億円(前の期は11.7億円)に42.3％上方修正し、増益率が10.8％増→57.7％増に拡大し、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の12.6億円→18.1億円(前年同期は13.4億円)に43.4％増額し、一転して35.1％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年3月期の通期業績につきましては、売上高については、道路、インフラ整備事業や災害復旧工事などに注力した結果、概ね前回予想通りとなる見込みであります。利益面では、「水門・堰製造、施工事業」や「高架道路用伸縮装置製造販売、設置事業」分野で好採算製品の出荷・施工が想定を上回ったほか、グループ全体で取り組んでいるコスト削減や生産性向上に加え、新型コロナウイルス感染症拡大による営業費用の減少などにより、営業利益、経常利益、（親会社株主に帰属する）当期純利益ともに前回発表した予想数値を上回る見込みとなりました。（注）上記業績予想は、本資料作成日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。