リソル、前期経常を69％下方修正

　リソルホールディングス <5261> [東証Ｐ] が4月20日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の6億円→1.8億円(前の期は7.8億円)に68.5％下方修正し、減益率が23.6％減→75.9％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2.7億円の赤字→6.8億円の赤字(前年同期は17.5億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年３月期の通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルスの影響による行動制限が緩和され社会経済活動に回復の動きが見受けられ、売上についてはおおむね計画通りに推移しました、しかし、国際情勢の不安定化による、エネルギー・原材料やレストラン食材等のコスト高騰の影響から、主にホテル・ゴルフ運営事業において運営コストが増加したことにより営業利益及び経常利益については前回予想を下回る見通しとなりました。親会社株主に帰属する当期純利益については2023年２月10日に公表しました連結業績予想に概算値で織り込んでいた負ののれん発生益の計上が第４四半期連結累計期間にありましたが上記の状況により前回予想を下回る見通しとなりました。（注）上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。