セメント株が高い、１１月販売量の４２カ月ぶり増加観測が浮上

　住友大阪セメント <5232> １８４　＋７
　セメント株が高い。クレディ・スイス証券が「国内セメント販売量は１１月に４２ヵ月ぶりの前年比増加となる可能性が高くなった」として、住友大阪セメントの「アウトパフォーム」、目標株価２７０円を継続した。太平洋セメント <5233> は「ニュートラル」継続ながらも、「短期的な株価上昇余地がある」としている。同証券では、「１１月前半は前年同期比１０％を超える増加となっている模様」とした上で、「セメント内需の４２ヵ月ぶりの増加はセメント株のバリュエーションのディスカウント解消の可能性があるため、国内事業中心の住友大阪セメントの株価上昇が見込まれる」としている。１１月２５日発表予定のセメント需給統計に注目している。

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