相模ゴが５日続伸、２２年３月期の経常利益予想は１７％増益見通し

　相模ゴム工業<5194.T>が５日続伸。１９日の取引終了後、２２年３月期の連結経常利益は前期比１７．１％増の１２億円になりそうだと発表しており、これを好感する買いが入っている。

　今期は主力のヘルスケア事業で持続的な成長に向けた設備の更新・拡充に取り組むなか、ターゲット・マーケティングを通じて強みであるサガミオリジナルの需要を捉え業績向上を目指す。なお、同時に発表した２１年３月期の経常利益は前の期比２３．３％減の１０億２５００万円だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響によるマレーシア工場の生産・出荷停止や港湾などの物流の停滞を受け、売上高が減少したことが響いた。

出所：MINKABU PRESS