朝日ラバー、上期経常を64％上方修正、通期も増額

　朝日ラバー <5162> [ＪＱ] が8月6日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は8200万円の黒字(前年同期は900万円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、4-9月期(上期)の同損益を従来予想の7500万円の黒字→1億2300万円の黒字(前年同期は1億2800万円の赤字)に64.0％上方修正した。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の2億8100万円→3億1100万円(前期は1800万円)に10.7％上方修正し、増益率が16倍→17倍に拡大する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-1.9％→4.3％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　連結および個別の売上高については、工業用ゴム事業におけるスイッチ用ゴム製品等の自動車向け製品及び卓球ラケット用ラバーの受注の増加等を見込むことから、第２四半期および通期とも2021年５月13日時点の予想を上回る見込みです。　また、各利益指標についても、原材料価格の上昇が見込まれるものの、売上増加および生産数量増加による生産効率の向上等により第２四半期および通期ともに前回予想を上回る見込みです。