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サークレイスのニュース
■今後の見通し
1. 2023年3月期の業績見通し
サークレイス<5029>公表資料によれば、2023年3月期の業績は、売上高2,783百万円(前期比22.8%増)、営業利益235百万円(同56.3%増)、経常利益221百万円(同58.2%増)当期純利益220百万円(同25.3%増)と、増収増益を見込んでいる。主軸である「コンサルティングサービス」「プラットフォームサービス」の売上高は、「コンサルティングサービス」が1,676百万円(同19.4%増)「プラットフォームサービス」が1,108百万円(同28.5%増)と両軸ともに増収となる見通しとしている。2022年4月に東京証券取引所グロース市場に上場したことによる広告宣伝費の増加、租税公課の増加、本社移転関連費用の発生などにより、販売費及び一般管理費が増加したが、通期の見通しへの影響は軽微であると見ている。
また、同社は成長期であるなかでも、マーケティングや開発コストにも積極的に投資しており販管費が増加しているが、売上高は2期連続20%以上増加、売上総利益率は2021年3月期第3四半期以降8四半期連続して50%以上を維持し、加えて2023年3月期の資金使途への充当金額は期初計画の想定内で、成長性及び収益性が高いため、業績は予定どおり順調に推移すると見ている。
2. 成長戦略
(1) 人材戦略
同社は、DX・アジャイル開発領域で最難関資格(国内で1~2名/年しか合格者がいないと言われる)である「テクニカルアーキテクト」、カスタマーサクセス領域で重要な「上級アドミニストレーター」等の資格を取得した屈指の良質な人材を確保する。IT未体験で入社してきた社員に社内のエデュケーションサービスにて高度な教育を提供し、入社後2ヶ月目でカスタマーサクセスサービスに従事させ、最短1年で上流コンサルタント等にキャリアアップさせ、コンサルティングサービスに従事させる独自の育成ノウハウを充実させる。
(2) ロールモデル戦略
規範となる優秀な人材を採用し、基本サービス提供をチーム制にすることで、人材の質を底上げし、ロールモデルの活用を可能にする。人材の質を高め、収益を向上し従業員への積極的な還元を行うことで、より優秀な人材の確保ができる好循環の実現を目指す。
(3) カスタマーサクセスサービスのデジタル化推進
これまで派遣契約が主体で顧客からの業務指示を受ける受動的なサービスを提供してきたが、同社の製品である「Circlace(R)」を顧客に導入し、運用することにより、質の高い提案型サービスの提供が可能になる。チーム制でオンライン対応するハイブリッドサービスを推進するカスタマーサクセスサービスを提供することにより、稼働効率を上げ収益性の向上を図る(従来型の派遣型サービスにおいても全ての契約において「Circlace(R)」を活用し、サービスを提供している)。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
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1. 2023年3月期の業績見通し
サークレイス<5029>公表資料によれば、2023年3月期の業績は、売上高2,783百万円(前期比22.8%増)、営業利益235百万円(同56.3%増)、経常利益221百万円(同58.2%増)当期純利益220百万円(同25.3%増)と、増収増益を見込んでいる。主軸である「コンサルティングサービス」「プラットフォームサービス」の売上高は、「コンサルティングサービス」が1,676百万円(同19.4%増)「プラットフォームサービス」が1,108百万円(同28.5%増)と両軸ともに増収となる見通しとしている。2022年4月に東京証券取引所グロース市場に上場したことによる広告宣伝費の増加、租税公課の増加、本社移転関連費用の発生などにより、販売費及び一般管理費が増加したが、通期の見通しへの影響は軽微であると見ている。
また、同社は成長期であるなかでも、マーケティングや開発コストにも積極的に投資しており販管費が増加しているが、売上高は2期連続20%以上増加、売上総利益率は2021年3月期第3四半期以降8四半期連続して50%以上を維持し、加えて2023年3月期の資金使途への充当金額は期初計画の想定内で、成長性及び収益性が高いため、業績は予定どおり順調に推移すると見ている。
2. 成長戦略
(1) 人材戦略
同社は、DX・アジャイル開発領域で最難関資格(国内で1~2名/年しか合格者がいないと言われる)である「テクニカルアーキテクト」、カスタマーサクセス領域で重要な「上級アドミニストレーター」等の資格を取得した屈指の良質な人材を確保する。IT未体験で入社してきた社員に社内のエデュケーションサービスにて高度な教育を提供し、入社後2ヶ月目でカスタマーサクセスサービスに従事させ、最短1年で上流コンサルタント等にキャリアアップさせ、コンサルティングサービスに従事させる独自の育成ノウハウを充実させる。
(2) ロールモデル戦略
規範となる優秀な人材を採用し、基本サービス提供をチーム制にすることで、人材の質を底上げし、ロールモデルの活用を可能にする。人材の質を高め、収益を向上し従業員への積極的な還元を行うことで、より優秀な人材の確保ができる好循環の実現を目指す。
(3) カスタマーサクセスサービスのデジタル化推進
これまで派遣契約が主体で顧客からの業務指示を受ける受動的なサービスを提供してきたが、同社の製品である「Circlace(R)」を顧客に導入し、運用することにより、質の高い提案型サービスの提供が可能になる。チーム制でオンライン対応するハイブリッドサービスを推進するカスタマーサクセスサービスを提供することにより、稼働効率を上げ収益性の向上を図る(従来型の派遣型サービスにおいても全ての契約において「Circlace(R)」を活用し、サービスを提供している)。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
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