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デクセリアルズのニュース
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家大野芳政氏(ブログ「☆株式投資☆アナリストが考えたほったらかし投資で1億円儲ける!「トランプ式投資術」」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2019年11月2日17時に執筆
株式市場では国内外の証券会社やシンクタンク各社から毎日、多数のアナリストレポートがリリースされています。もともと、大口の売買注文を出す機関投資家向けに書かれていましたが、最近では一般の個人投資家にも提供されており、目にする機会も多いのではないでしょうか。
個別株のレポートでは、証券アナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い(強気)・中立・売り(弱気)」などの株価レーティングを付与しています。
レポートがリリースされた直後は、一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティングの情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。ただし、銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうことも多々あるため、レーティングに期待して買ったら高値を掴んでしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
はっきり言うと「レーティング引き上げ=儲かる」は間違いです。「玉」よりも「石」の方が多いため、これだけでは勝率としては低いと考えた方がよいでしょう。しかし、「玉」と「石」を見分けることができたらどうでしょうか。勝率はぐんと上がります。
「玉」と「石」の違いはなんなのか。証券アナリストの「大野芳政」が株価レーティングを15年間以上、研究し続けた結果、いくつかの法則を発見しました。
そこで、レーティング公開後の値動きが一巡した銘柄から、短期だけでなく、中長期的にも上値余地が大きく残っている注目銘柄を紹介します。
☆今週の2銘柄はこちら!!
■デクセリアルズ<4980>
岩井コスモ証券が10月30日に投資判断「A(強気)」を据え置き、目標株価を880円→1,050円に引き上げたことが伝わっています。
レポートには、足元の業績は会社計画を上回るなど好調で、通期も上方修正が期待できるというようなことが書かれていますが、自分が注目したのは、コネクターの働きをする電気を通す樹脂フィルムである粒子整列型ACF(異方性導電膜)のポテンシャルです。
競合他社にはない技術を使用しているという差別化ができているところがミソだと感じています。足元はスマホカメラの複眼化でカメラモジュール向けの需要が急拡大しているようで、さらに今後は車載カメラや監視カメラ向けの需要拡大も期待されます。また最近話題となっているソニー<6758>のCMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサーへの積極投資も追い風となりそうです。
株価は年初来高値を更新も、中長期的な成長が本格的に織り込みに行く動きになれば、目標株価の1,050円は通過点になる可能性が高いと注目しています。
■SCREEN HD<7735>
岩井コスモ証券が10月31日に投資判断「A(強気)」を据え置き、目標株価を7,600円→9,600円に引き上げたことが伝わっています。
レポートの内容は、今期から業績は回復し、来期は急拡大が見込まれるというもの。ただし、半導体業界の底打ちは周知のことであり、ここではそれほど材料視されることではないと自分は認識しています。
ここでは、レポートの言い回しに注目すべきだと考えています。例えば、「下期はもう心配いらないだろう」、「株価は早めに来期の業績回復を織り込む展開になりそうだ」、「ロジック半導体とファウンドリーの最大手の積極的な設備投資は今下期、そして来期の強い追い風となろう」など、相当の自信がなければ使わないのではないかと察する表現を使用しています。機関投資家はこうしたニュアンスの違いを見逃さないでしょう。息の長い相場になる可能性が高く、株価は中長期的に1万円台を目指した動きになると見ています。
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執筆者名:大野芳政
ブログ名:アナリストが考えたほったらかし投資で1億円儲ける!「トランプ式投資術」
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※2019年11月2日17時に執筆
株式市場では国内外の証券会社やシンクタンク各社から毎日、多数のアナリストレポートがリリースされています。もともと、大口の売買注文を出す機関投資家向けに書かれていましたが、最近では一般の個人投資家にも提供されており、目にする機会も多いのではないでしょうか。
個別株のレポートでは、証券アナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い(強気)・中立・売り(弱気)」などの株価レーティングを付与しています。
レポートがリリースされた直後は、一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティングの情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。ただし、銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうことも多々あるため、レーティングに期待して買ったら高値を掴んでしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
はっきり言うと「レーティング引き上げ=儲かる」は間違いです。「玉」よりも「石」の方が多いため、これだけでは勝率としては低いと考えた方がよいでしょう。しかし、「玉」と「石」を見分けることができたらどうでしょうか。勝率はぐんと上がります。
「玉」と「石」の違いはなんなのか。証券アナリストの「大野芳政」が株価レーティングを15年間以上、研究し続けた結果、いくつかの法則を発見しました。
そこで、レーティング公開後の値動きが一巡した銘柄から、短期だけでなく、中長期的にも上値余地が大きく残っている注目銘柄を紹介します。
☆今週の2銘柄はこちら!!
■デクセリアルズ<4980>
岩井コスモ証券が10月30日に投資判断「A(強気)」を据え置き、目標株価を880円→1,050円に引き上げたことが伝わっています。
レポートには、足元の業績は会社計画を上回るなど好調で、通期も上方修正が期待できるというようなことが書かれていますが、自分が注目したのは、コネクターの働きをする電気を通す樹脂フィルムである粒子整列型ACF(異方性導電膜)のポテンシャルです。
競合他社にはない技術を使用しているという差別化ができているところがミソだと感じています。足元はスマホカメラの複眼化でカメラモジュール向けの需要が急拡大しているようで、さらに今後は車載カメラや監視カメラ向けの需要拡大も期待されます。また最近話題となっているソニー<6758>のCMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサーへの積極投資も追い風となりそうです。
株価は年初来高値を更新も、中長期的な成長が本格的に織り込みに行く動きになれば、目標株価の1,050円は通過点になる可能性が高いと注目しています。
■SCREEN HD<7735>
岩井コスモ証券が10月31日に投資判断「A(強気)」を据え置き、目標株価を7,600円→9,600円に引き上げたことが伝わっています。
レポートの内容は、今期から業績は回復し、来期は急拡大が見込まれるというもの。ただし、半導体業界の底打ちは周知のことであり、ここではそれほど材料視されることではないと自分は認識しています。
ここでは、レポートの言い回しに注目すべきだと考えています。例えば、「下期はもう心配いらないだろう」、「株価は早めに来期の業績回復を織り込む展開になりそうだ」、「ロジック半導体とファウンドリーの最大手の積極的な設備投資は今下期、そして来期の強い追い風となろう」など、相当の自信がなければ使わないのではないかと察する表現を使用しています。機関投資家はこうしたニュアンスの違いを見逃さないでしょう。息の長い相場になる可能性が高く、株価は中長期的に1万円台を目指した動きになると見ています。
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執筆者名:大野芳政
ブログ名:アナリストが考えたほったらかし投資で1億円儲ける!「トランプ式投資術」
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