タカラバイオ、上期経常を25％上方修正・最高益予想を上乗せ

　タカラバイオ <4974> が10月21日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の114億円→142億円(前年同期は38.2億円)に24.6％上方修正し、増益率が3.0倍→3.7倍に拡大し、従来の4期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
　なお、通期の経常利益は従来予想の171億円(前期は141億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　新型コロナウイルスPCR検査関連製品に加え、回復基調にある一般研究用試薬の売上高が前回発表予想を上回るとともに、受託事業の原価率改善などによる利益率向上も見込まれるため、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても前回発表予想を上回る見込みとなりました。このため、当第２四半期累計期間の連結業績予想を修正するものであります。　なお、通期の連結業績予想につきましては、さらに精査のうえ、2021年11月９日の第２四半期累計期間の決算発表時に公表する予定です。