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東洋合成工業のニュース

東洋合成工業のニュース一覧

前週末19日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2024/01/22 05:30

モンラボ <5255>  319円 (+54円、+20.4%)

 モンスターラボホールディングス <5255> [東証G]が3日ぶり急反騰。19日午前10時ごろ、コンサルティング会社のPwCコンサルティング(東京都千代田区)と業務提携を開始すると発表。提携では、日本国内と世界各地の日系企業を中心としたデジタルトランスフォーメーション(DX)やクラウドトランスフォーメーションの支援を行う。アジャイル型のコンサルティングサービスを協働で提供するという。

アセンテック <3565>  573円 (+80円、+16.2%) ストップ高

 アセンテック <3565> [東証S]がストップ高。18日の取引終了後、24年1月期の配当予想について、期末一括7円から10円(前期7円)へ増額修正すると発表。これを好感した買いが集まった。

AHC <7083>  795円 (+100円、+14.4%) ストップ高

 AHCグループ <7083> [東証G]がストップ高。18日取引終了後に23年11月期連結決算を発表し、売上高は前の期比20.6%増の59億1500万円、営業損益は前の期実績(2億1500万円の赤字)から2000万円の黒字に転換して着地した。続く今24年11月期も好調な見通しを示したことから、好感した買いが膨らんだ。前期は主力の福祉事業で利用者や入居者の新規獲得や利用回数の増加に注力したほか、共同生活援助(グループホーム)事業所を新規に4事業所開設した。今期の売上高は前期比6.8%増の63億1500万円、営業利益は同5.9倍の1億2000万円の見通し。配当予想は引き続き無配とした。

泉州電 <9824>  3,690円 (+445円、+13.7%)

 東証プライムの上昇率トップ。泉州電業 <9824> [東証P]が4日ぶり急反騰。同社は電線専門商社。自動車向け及び建設・電販向けが伸び、前23年10月期は売上高、営業利益ともに過去最高を達成。続く24年10月期も売上高が前期比4.8%増の1310億円、営業利益が同4.0%増の87億円と連続で過去最高を更新する見通しだ。配当は前期比10円増の120円を見込む。19日は岩井コスモ証券による格上げを手掛かりに大きく買われた。

アピリッツ <4174>  1,150円 (+118円、+11.4%) 一時ストップ高

 アピリッツ <4174> [東証S]が急反騰、一時ストップ高となった。アマゾン・ドット・コム の関連会社であるアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が日本時間19日、2027年までに東京と大阪のクラウドインフラに2兆2600億円を投資する計画を発表した。日本国内でのクラウドサービスに対する顧客需要の拡大に対応するためという。AWSを活用する大規模システム開発サービスなどを展開するアピリッツに対しては、巨額投資に伴う需要面への好影響への思惑を誘う形となり、買いが集まったようだ。AWSの監視・運用代行サービスを手掛けるJIG-SAW <3914> [東証G]も急伸した。

東洋合成 <4970>  8,060円 (+670円、+9.1%)

 東洋合成工業 <4970> [東証S]が7日ぶり急反発。米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇を受け、19日の東京市場でも半導体関連株の一角が人気化しており、半導体の微細化を支えるフォトレジスト材料を手掛ける同社にも買いが波及したもよう。また、前日に「1月31日~2月2日に東京ビッグサイトで開催されるnano tech 2024 第23回ナノテクノロジー総合展・技術会議で、拡張現実(AR)用途向けに開発したUVナノインプリント“ワーキングスタンプ用樹脂”を展示する」「1月29~31日に米カリフォルニア州サンフランシスコで開催される国際光工学会(SPIE)で、AR用UVナノインプリント用樹脂の研究開発に関する発表を行う」ことを明らかにしていることも材料視されたようだ。

ソフトウェア <3733>  10,930円 (+880円、+8.8%)

 ソフトウェア・サービス <3733> [東証S]が急反発。同社は18日取引終了後、23年12月度の月次売上高が前年同月比2.0倍の36億9500万円になったと発表。2ヵ月連続で前年実績を上回り、伸び率が前月(48.0%増)から拡大していることが好感されたようだ。なお、受注高は前年同月比45.2%増の27億5000万円、受注残高は同5.3%増の110億1800万円となっている。

リッジアイ <5572>  1,690円 (+122円、+7.8%)

 Ridge-i <5572> [東証G]が5日ぶり急反発。19日午前10時ごろ、デジタル庁が三菱総合研究所 <3636> [東証P]に委託している「テクノロジーマップの整備に向けた調査研究(アナログ規制の見直しに向けた技術実証等)」における技術実証事業者として採択されたと発表。同実証で検討する対象業務は「ふ卵機の温度管理」「ふ卵機へ投入する種卵数判断」「ひなの健康状態判別」。この3つの業務において、現場業務の遠隔化や判断業務の自動化の実証を行い、技能・経験を有する者の遠隔での業務実施や技術代替の実現性を検証する。

ラクス <3923>  2,366.5円 (+162円、+7.4%)

 ラクス <3923> [東証P]が4日ぶり急反発。18日の取引終了後に12月度の月次売上高を発表。全社売上高は前年同月比43.2%増の34億4500万円と大幅な増収基調を続けており、これが好感されたようだ。なお、成長柱のクラウド事業の売上高は同49.2%増の29億4100万円となった。

アンジェス <4563>  74円 (+5円、+7.3%)

 アンジェス <4563> [東証G]が続急伸。18日の取引終了後、乳児早老症であるハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群とプロセシング不全性プロジェロイド・ラミノパチーの治療剤「ゾキンヴィ」(一般名ロナファルニブ)について、厚生労働省から製造販売承認を取得したと発表。アンジェスは同治療薬を販売する米アイガー社との間で、日本における独占販売契約を2022年に締結。23年5月に厚労省に国内製造販売承認申請を行っていた。

ヨシックス <3221>  3,025円 (+194円、+6.9%)

 ヨシックスホールディングス <3221> [東証P]が3日続急伸。昨年12月1日以来の3000円台を回復した。18日の取引終了後に発表した12月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比22.8%増と増収基調が続いたことが好感されたようだ。なお、全店売上高は同30.5%増だった。

シンバイオ <4582>  229円 (+12円、+5.5%)

 シンバイオ製薬 <4582> [東証G]が続急伸。19日午後0時30分ごろ、アデノウイルス感染及び感染症に対するブリンシドフォビル注射剤による用途特許を日本で取得したと発表。同特許は特許庁から迅速承認手続きによって査定を受けたもので、同一内容の特許を欧米などの各国で出願していくという。

大平金 <5541>  1,208円 (+59円、+5.1%)

 大平洋金属 <5541> [東証P]が5日ぶり急反発。18日の取引終了後、投資有価証券売却益として10億9900万円を24年3月期第4四半期(1-3月)に特別利益として計上すると発表。業績の上振れを期待した買いが入ったようだ。政策保有株式の見直しと財務体質の強化及び資産の効率化を図るため、上場有価証券1銘柄を売却した。通期の業績に与える影響については他の要因も含め、修正が必要と判断される場合には速やかに開示するとした。

アイネット <9600>  2,104円 (+77円、+3.8%)

 アイネット <9600> [東証P]が大幅反発。19日、温室効果ガスの排出量削減に関する新たな目標を設定したと発表した。2022年度との比較で30年度までに、グループが排出する温室効果ガスの排出量を50%以上削減することを目指す。以前に設定された33.6%以上削減の目標から上方修正となるという。独立系データセンター(DC)の同社にとって、環境に配慮した事業運営を目指す顧客による利用拡大につながるとの思惑もあって、買いが入ったようだ。同社はDC事業での電力を 再生可能エネルギー由来のものに順次、切り替えを進めており、今年3月末には電力消費のうち約27%が再生可能エネルギー由来になる見込みだとしている。

カカクコム <2371>  1,738円 (+62円、+3.7%)

 カカクコム <2371> [東証P]が大幅反発。グルメサイト「食べログ」に掲載されている飲食店が、評点を不当に下げられたとして同サイトを運営するカカクコムに損害賠償を求めた訴訟を巡り、カカクコム側が19日の控訴審判決で逆転勝訴したことが伝わった。これを手掛かりに買いが流入した。

大黒天 <2791>  8,510円 (+300円、+3.7%)

 大黒天物産 <2791> [東証P]が大幅続伸。岩井コスモ証券は18日、同社株の投資判断の「A」を継続するとともに、目標株価を7300円から9000円に引き上げた。第2四半期(23年6-11月)の連結営業利益は39億5500万円(前年同期比3.7倍)と期初計画27億円を大きく超過して着地。低価格戦略により客数が増加したほか、関西RMセンターの生産性改善も進捗した。同社では24年5月期の連結営業利益を従来予想の61億円から73億5500万円(前期比63.5%増)に増額したが、同証券では86億5000万円への一段の上方修正を予想。25年5月期の同利益は114億円を見込んでいる。

田中商事 <7619>  810円 (+28円、+3.6%)

 田中商事 <7619> [東証S]が大幅反発。18日の取引終了後、51万株(自己株式を除く発行済み株数の5.99%)、または3億9882万円を上限に、19日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株を取得すると発表。買い付け価格は18日終値の782円。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、田中商事は51万株の自社株取得を予定通り19日に実施した。

レーザーテク <6920>  38,180円 (+1,250円、+3.4%)

 レーザーテック <6920> [東証P]が大幅高で3日続伸。そのほか、アドバンテスト <6857> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]など半導体製造装置関連の一角が急伸となった。半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC) が18日、決算発表にあわせ、24年12月期の売上高が前期比で2割台前半の増加となる見通しを示した。これを受け、同日の欧米市場では半導体関連需要の先行きに対する前向きな見方が広がり、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は3%を超す上昇となった。東京市場でも半導体関連株への資金シフトの流れが波及。TSMCの決算説明会において熊本工場での量産を24年10-12月期中に開始する方針が示されたことも、投資家の関心を一段と引き付ける形となったようだ。

村田製 <6981>  2,972.5円 (+74円、+2.6%)

 村田製作所 <6981> [東証P]が続伸。そのほか、TDK <6762> [東証P]、太陽誘電 <6976> [東証P]など電子部品株が堅調に推移した。18日の米国株式市場では半導体株の強い動きとともに、アップル 株が急反発したことも話題となった。一部証券会社が生成AI機能を搭載するiPhoneの市場投入による買い替え需要が業績を押し上げるとみて、投資判断を引き上げたことが背景にある。年始からアップル株は出遅れ感が強まっていたが、ここに来て持ち直しの動きをみせたことが電子部品株の買い戻しを誘発したとみられている。

積水ハウス <1928>  3,390円 (+84円、+2.5%)

 積水ハウス <1928> [東証P]が3日ぶり反発。18日の取引終了後、米国事業統括会社Sekisui House US Holdingsの子会社を通じ、米国で戸建て住宅事業を手掛けるM.D.C. Holdingsを買収すると発表。収益基盤の強化を期待した買いが入った。買収金額は約49億1400万ドル(1ドル=140円換算で約6879億円)で、買収の実行は今年上半期の予定。MDC社は来期中(25年1月期)に連結子会社となる見通し。

※19日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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