アグロ　カネショウ <4955> [東証Ｓ] が8月2日大引け後(15:10)に業績・配当修正を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の10.4億円→11.7億円(前年同期は8億円)に12.0％上方修正し、増益率が29.5％増→45.0％増に拡大する見通しとなった。
　なお、通期の連結経常利益は従来予想の10.9億円(前期は11億円)を据え置いた。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の32円→50円(前期は32円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年12月期第２四半期連結累計期間（中間連結会計期間）の連結業績予想につきましては、主に当社グループの主要剤である土壌消毒剤の「バスアミド微粒剤」、「ネマキック粒剤」が国内向けでは、適用対象作物の販売価格の低迷による需要減、海外向け「D-D」においては、需要に対して供給が間に合わなかったこと等により、売上高が前回発表を下回る予想となります。他方で、販売費及び一般管理費は主に研究開発費用の期中の進捗が計画を下回っているため前回発表よりは減少する予想です。これらの要因により、営業利益、経常利益が増加しました。また、利益増加要因が親会社によるところが大きく、海外子会社の親会社株主に帰属する中間純利益が計画比で減少したことにより非支配株主利益が減少し、親会社株主に帰属する一株当たり中間純利益は更に計画を上回る予想となりました。　なお、2024年12月期通期連結業績予想につきましては、別途精査の上、開示いたします。

　株主の皆様への利益還元の充実を通じて、当社の企業価値の一層の向上を図ることを目的としております。