ワクー、前期経常を6％上方修正・最高益予想を上乗せ

　Ｗａｑｏｏ <4937> [東証Ｍ] が11月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億3200万円→1億4000万円(前の期は1億0800万円)に6.1％上方修正し、増益率が22.2％増→29.6％増に拡大し、従来の5期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。ただ、通期の最終利益は従来予想の1億4500万円→1億1600万円(前の期は9800万円)に20.0％下方修正し、増益率が48.0％増→18.4％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の経常利益も従来予想の9400万円→1億0200万円に8.5％増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高、営業利益、経常利益につきましては、広告宣伝費の投下による新規顧客獲得、新ブランドの立ち上げやブランディング広告による認知度向上を図ったこと、さらに各 種CRM施策の実施や、卸売販売が引き続き伸長したことから、前回公表致しました業績予想を達成する見込みとなりました。 　当期純利益につきましては、第４四半期から新規獲得効率が低下傾向にあったことから、当期末決算時点における繰延税金資産の回収可能性の見直しを行った結果、法人税等調整額が29百万円減少し、業績予想を下回る見込みとなりました。【業績予想に関するご留意事項】本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は、様々な要因によって異なる場合があります。