室町ケミカル、今期経常を18％上方修正・最高益予想を上乗せ

　室町ケミカル <4885> [東証Ｓ] が4月14日大引け後(16:00)に決算を発表。22年5月期第3四半期累計(21年6月-22年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比16.8％増の3億5400万円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の3億8100万円→4億5000万円(前期は3億3900万円)に18.1％上方修正し、増益率が12.4％増→32.7％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の経常利益も従来予想の5800万円→1億2700万円(前年同期は1億2000万円)に2.2倍増額し、一転して5.8％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(3Q)の経常利益は前年同期比63.1％減の3100万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.1％→2.4％に大幅悪化した。

株探ニュース