キャッシュ創出力は目を見張る
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*5月20日追記
日経平均株価は約1ヶ月ぶりに高値を更新し、主力株に注目が移っています。
USENの株価は20日で3日続落。紹介後に軟調な推移を強いられていますが、前週は東京電力とセット割引での提携交渉を進めるなど、材料もちらほらとみられるようになりました。
きっかけ次第で人気化する可能性もあるのではないでしょうか。
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■注目銘柄
┗USEN(4842)
有線放送最大手。過去のM&Aや拡大路線が失敗し、一時経営危機に陥りましたが、リストラの結果、前期末のデッドエクイティレシオは0.8倍と健全な水準まで財務が改善しました。
財務が改善していることに加え、見逃せないのが同社のキャッシュ創出力です。14年8月期は、売上高が700億円程度なのに対して、営業キャッシュフローは162億円と突出する高さなのです。
営業利益率も14.1%と高水準で、資金効率が高いとして「JPX日経400インデックス」に採用されているのも見逃せません。
同社は一時2000億円超の有利子負債を抱えていましたが、3月末時点では214億円と10分の1の水準まで借金が減り、財務が急速に改善しています。
優先株は残りますが、配当の原資となる利益剰余金が75億円ほど黒字になったため、8月末の復配が発表される可能性があり、8期ぶりの復配発表が期待されます。
小野山 功
*5月20日追記
日経平均株価は約1ヶ月ぶりに高値を更新し、主力株に注目が移っています。
USENの株価は20日で3日続落。紹介後に軟調な推移を強いられていますが、前週は東京電力とセット割引での提携交渉を進めるなど、材料もちらほらとみられるようになりました。
きっかけ次第で人気化する可能性もあるのではないでしょうか。
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■注目銘柄
┗USEN(4842)
有線放送最大手。過去のM&Aや拡大路線が失敗し、一時経営危機に陥りましたが、リストラの結果、前期末のデッドエクイティレシオは0.8倍と健全な水準まで財務が改善しました。
財務が改善していることに加え、見逃せないのが同社のキャッシュ創出力です。14年8月期は、売上高が700億円程度なのに対して、営業キャッシュフローは162億円と突出する高さなのです。
営業利益率も14.1%と高水準で、資金効率が高いとして「JPX日経400インデックス」に採用されているのも見逃せません。
同社は一時2000億円超の有利子負債を抱えていましたが、3月末時点では214億円と10分の1の水準まで借金が減り、財務が急速に改善しています。
優先株は残りますが、配当の原資となる利益剰余金が75億円ほど黒字になったため、8月末の復配が発表される可能性があり、8期ぶりの復配発表が期待されます。
小野山 功