決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】寄付 … 久光薬、サカタタネ、ハイデ日高 (10月6日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の10月5日から6日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　マルマエ <6264>
　23年8月期の経常利益(非連結)は前の期比66.7％減の7億8900万円に落ち込み、24年8月期も前期比28.8％減の5億6200万円に減る見通しとなった。

▲No.2　ＷＮＩウェザ <4825>
　24年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比15.6％減の4.4億円に減り、通期計画の35億円に対する進捗率は12.7％となり、5年平均の12.9％とほぼ同水準だった。

▲No.3　サカタタネ <1377>
　24年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比5.1％減の30.5億円に減り、6-11月期(上期)計画の56億円に対する進捗率は5年平均の64.4％を下回る54.5％にとどまった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6264> マルマエ 　　　東Ｐ 　 -14.45 　 10/ 6　本決算　　　-28.77
<4825> ＷＮＩウェザ 　東Ｐ　　 -5.45 　 10/ 6　　　1Q　　　-15.62
<1377> サカタタネ 　　東Ｐ　　 -4.81 　 10/ 6　　　1Q　　　 -5.07
<4530> 久光薬 　　　　東Ｐ　　 -3.82 　 10/ 6　　上期　　　 31.23
<7611> ハイデ日高 　　東Ｐ　　 -3.00 　 10/ 6　　上期　　　 56.08

<7630> 壱番屋 　　　　東Ｐ　　 -1.71 　 10/ 6　　上期　　　 58.71

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース