決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … Ｊフロント、高島屋、しまむら (6月24日～30日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から7月1日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　しまむら <8227>
　23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比12.5％増の149億円に伸び、3-8月期(上期)計画の260億円に対する進捗率は57.4％に達し、5年平均の46.3％も上回った。

★No.2　ＷＮＩウェザ <4825>
　22年5月期の連結経常利益は前の期比19.9％増の30.6億円になり、23年5月期も前期比7.7％増の33億円に伸びる見通しとなった。

★No.3　高島屋 <8233>
　23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比49倍の73億円に急拡大し、3-8月期(上期)計画の75億円に対する進捗率は97.3％に達し、5年平均の57.9％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<8227> しまむら 　　　東Ｐ 　 +11.16 　　6/27　　　1Q　　　 12.48
<4825> ＷＮＩウェザ 　東Ｐ　　 +9.95 　　6/30　本決算　　　　7.74
<8233> 高島屋 　　　　東Ｐ　　 +9.54 　　6/30　　　1Q　　 4832.43
<7649> スギＨＤ 　　　東Ｐ　　 +6.02 　　6/28　　　1Q　　　-10.23
<3086> Ｊフロント 　　東Ｐ　　 +1.56 　　6/30　　　1Q　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7月1日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース