メディアＳは小動き、１７年７月期業績は計画下振れも織り込み済みの見方

　メディアシーク<4824.T>は７日取引終了後、集計中の１７年７月期の連結業績予想について、売上高が従来予想の１５億６２００万円から１５億２７００万円（前の期比１２．０％増）へ、営業損益が６４００万円の黒字から１４００万円の赤字（前期６００万円の黒字）へ下振れたようだと発表したが、織り込み済みとの見方が強いようだ。

　法人事業で企業向けコンサルティングおよびシステム開発業務の売り上げが拡大したほか、コンシューマー事業で「バーコードリーダー／アイコニット」の広告収入の拡大などがあったものの、法人事業における新規事業関連の運営コストが拡大したことなどが損益を悪化させた。なお、投資有価証券売却益の計上などで純利益は５１００万円から５９００万円（前の期比２８．３％増）へ上振れている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）