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東映アニメーションのニュース

東映アニメーションのニュース一覧

前週末11日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2022/03/14 05:30

■レッド <3350>  61円 (+11円、+22.0%)

 レッド・プラネット・ジャパン <3350> [JQ]が続急騰。11日午後0時50分ごろ、「レッドプラネット名古屋錦」及び「レッドプラネット札幌すすきの中央」の閉館に伴うリース契約の解約について貸主からリース契約の解約通知を受領したと発表。これに伴い22年12月期第1四半期にリース債務の消滅などに伴う特別利益22億7000万円を計上する予定としたことが好材料視されたようだ。

Gセキュリ <4417>  4,395円 (+700円、+18.9%) ストップ高

 グローバルセキュリティエキスパート <4417> [東証M]がストップ高に買われたほか、GRCS <9250> [東証M]、サイバーセキュリティクラウド <4493> [東証M]などが後場に入り動意した。ウクライナ情勢緊迫化を背景に世界的にサイバー攻撃リスクが高まりをみせており、直近ではトヨタ自動車 <7203> が部品調達先のサイバー攻撃被害により工場停止に追い込まれたことが大きな話題を集めた。こうしたなか東映アニメーション <4816> [JQ]は11日、ネットワークへの不正アクセスによるシステム障害発生に伴い、同社製作のテレビアニメ「ONE PIECE」など4作品の放映スケジュールに影響が及ぶことが判明したと発表。これを受けて、株式市場では サイバーセキュリティー関連株の一角に再度物色の矛先が向かう展開となった。

コラントッテ <7792>  659円 (+100円、+17.9%) ストップ高

 コラントッテ <7792> [東証M]がストップ高。同社は11日、ワークマン <7564> [JQ]とのコラボレーション商品を発売したと発表しており、これが株価を刺激したようだ。コラボ商品は、磁気アクセサリーや磁気サポーター、磁気ウエアなど。同社のコラボブランド「コラントッテラボ(家庭用永久磁石磁気治療器のライセンスブランド)」による医療機器認証された効果と、ワークマンの高機能でリーズナブルな価格を実現する商品企画力がタッグを組むことで、今回のコラボ商品の実現に至ったとしている。

チエル <3933>  900円 (+124円、+16.0%)

 チエル <3933> [JQ]が続急騰。同社は10日取引終了後、資本効率の向上を通じた株主への利益還元、及び経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行を図るため、10万株(発行済み株式総数に対する割合1.32%)もしくは1億円を上限とする自己株式の取得枠を設定すると発表した。取得期間は3月11日~5月31日。

鎌倉新書 <6184>  457円 (+54円、+13.4%)

 東証1部の上昇率トップ。鎌倉新書 <6184> が続急騰。10日の取引終了後、23年1月期業績予想を発表。売上高50億円(前期比30.7%増)、営業利益6億4000万円(同20.1%増)と前期に続き大幅増収増益となる見通しを示しており、これを好感した買いが入ったようだ。葬儀や仏壇、お墓などに関するポータルサイトの運営といった既存事業の拡大に加え、新サービスの展開も進めていく。なお、同時に発表した22年1月期決算は売上高38億2600万円(前の期18.1%増)、営業利益5億3200万円(同2.0倍)だった。

日揮HD <1963>  1,373円 (+132円、+10.6%)

 東証1部の上昇率2位。日揮ホールディングス <1963> が3日続急騰。そのほか、千代田化工建設 <6366> も急伸した。11日付の日本経済新聞は「米エネルギー大手のセンプラ・インフラストラクチャーは、三井物産 <8031> などと合弁で運営する同国南部の液化天然ガス(LNG)プラントの生産能力を2027年に現在より6割増やして年約1900万トンにする」と報じた。欧州による脱ロシアを見据えてLNGの輸出体制を整える。具体的には、米ルイジアナ州のLNGプラント「キャメロン」の生産能力を高める。今後、LNG生産能力の増強が強まる可能性は高く、LNGプラントで高実績を持つ日揮HDや千代建に見直し買いが流入した。

三井海洋 <6269>  1,221円 (+114円、+10.3%)

 東証1部の上昇率3位。三井海洋開発 <6269> が3日続急騰。10日の取引終了後、イタリア石油大手エニの子会社から受注し、建造を行っていたFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)が、現地時間2月23日にメキシコ沖合で原油生産を開始したと発表。エニから受注したFPSO「FPSO MIAMTE MV34」は、エニ子会社がオペレーターを務めるメキシコ沖合のArea 1(エリア・ワン)鉱区の開発プロジェクトに用いられる。日量9万バレルの原油生産能力、日量7500万立方フィートのガス生産能力のほか、70万バレルの原油貯蔵能力を持つ。

山大 <7426>  1,196円 (+111円、+10.2%)

 山大 <7426> [JQ]が急反騰。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けて、ロシアからの木材輸入が制限される見通しとなり、第2「ウッドショック」への警戒が強まるなか、国産木材製品の販売を手掛ける同社への関心が高まっているようだ。また、木材製品の販売を行うテーオーホールディングス <9812> [JQ]、木質繊維を原料とする成型板の一種であるMDF(中密度繊維板)専業首位のホクシン <7897> なども高かった。

FVC <8462>  606円 (+51円、+9.2%)

 フューチャーベンチャーキャピタル <8462> [JQ]が3日続急伸。独立系のベンチャー投資会社で地銀や地方自治体と連携し投資先の育成に力を入れた経営戦略に特長がある。10日取引終了後、これまで未定だった今期配当計画について、3円の初配当を実施することを発表。また、これと併せて株主優待制度の新設も発表した。毎年3月末の株主を対象に1000株以上保有で、オリジナルカタログギフトを贈呈する。3月期末が接近していることもあり、権利取り狙いの買いを交え物色人気化した。株価は前週8日に昨年来安値を更新したばかりで、底値圏にあることも値ごろ感からの買いを誘導した。

ステムリム <4599>  637円 (+40円、+6.7%)

 ステムリム <4599> [東証M]が続急伸。同社は10日取引終了後、22年7月期第2四半期累計(8-1月)単独営業損益は10億600万円の赤字(前年同期は7億7700万円の赤字)だったと発表したが、織り込み済みとの見方が優勢となったようだ。通期見通しは合理的な業績予想の算定が困難であるとして、記載されていない。今期は再生誘導医薬開発品レダセムチドについて、臨床試験及び適応拡大に向けた研究開発が進捗することを見込んでいるとした。また、レダセムチドに続く再生誘導医薬開発候補品について、臨床試験及びライセンスアウトに向けた交渉が引き続き進捗する見通しであるとした。

フォーライフ <3477>  1,327円 (+71円、+5.7%)

 フォーライフ <3477> [東証M]が急反発。同社は11日午後1時に、22年3月期の年間配当予想を37円から46円(前期は35円)へ上方修正すると発表した。同社では配当性向20%を配当額のメドとして、安定配当に努めているとした。

上村工 <4966>  5,620円 (+230円、+4.3%)

 上村工業 <4966> [東証2]が大幅続伸。同社は10日取引終了後、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行及び資本効率の向上を通じて株主利益の向上を図るため、40万株(発行済み株式総数に対する割合2.32%)もしくは20億円を上限とする自己株式の取得枠を設定すると発表した。取得期間は4月1日~8月31日。

プレミアムW <2588>  2,480円 (+96円、+4.0%)

 プレミアムウォーターホールディングス <2588> [東証2]が大幅続伸。10日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を650億円から680億円(前期比20.7%増)へ、営業利益を54億円から60億円(同36.5%増)へ、純利益を33億円から34億円(同6.5%増)へ上方修正し、あわせて無配としていた年間配当についても期末一括20円の初配当を実施すると発表したことが好感された。コロナ禍にあっても、計画を上回るペースで保有契約件数が純増し、宅配水の出荷数が想定を上回っていることが要因としている。

大平金 <5541>  3,830円 (+115円、+3.1%)

 大平洋金属 <5541> が大幅反発。前日10日は全体相場が急騰するなかにあって小幅ながらマイナス圏で引けたが、11日は買い直され、一時4000円大台を回復。10日のマーケットは原油価格をはじめとするコモディティ価格の下落が好感されたが、フェロニッケル製錬大手の同社にとっては逆にマイナス材料として働く。しかし、ニッケル価格はレアメタルのなかでも足もと記録的な上昇を示しており、LMEは取引を停止する事態にまで追い込まれた。ウクライナ情勢も絡みニッケル市況の高値推移は当面続くとみられており、同社株の先高期待は強いようだ。

シルバライフ <9262>  1,209円 (+32円、+2.7%)

 シルバーライフ <9262> が続伸。同社は10日取引終了後、22年7月期第2四半期累計(8-1月)単独営業利益は3億1200万円(前年同期比49.0%減)だったと発表した。通期計画5億5000万円(前期比34.5%減)に対する進捗率は56.7%。製造面で前年度末から見え始めた効率化の影響が着実に進展し、特に製造を委託していた商品の内製化による材料費削減や、機械化による労務費の削減効果が表れてきているとした。

モリ工業 <5464>  2,572円 (+55円、+2.2%)

 モリ工業 <5464> が3日続伸。同社は11日午後1時に、22年3月期の年間配当予想を90円から130円(前期は90円)へ上方修正するとともに、保有する自己株式8万100株を25日に消却すると発表した。発行済み株式総数に対する割合は1.02%。

双日 <2768>  1,995円 (+33円、+1.7%)

 双日 <2768> が3日続伸。原油をはじめとする資源価格の上昇による業績への貢献が期待されていることに加えて、11日はHIROTSUバイオサイエンス(東京都千代田区)と資本・業務提携契約を締結し出資を行ったと発表しており、これが好材料視された。HIROTSUバイオサイエンスは、嗅覚に優れた線虫ががんの匂いを高精度に検知することを利用して、がん早期発見のためのスクリーニング検査「N-NOSE(エヌノーズ)」を日本国内で20年に実用化したベンチャー。今回の資本・業務提携は「N-NOSE」を相互協力のもと海外で事業展開することを目的としているという。

アールプラン <2983>  1,401円 (+17円、+1.2%)

 アールプランナー <2983> [東証M]が続伸。10日の取引終了後、22年1月期業績予想の上方修正を発表。営業利益を14億円から15億1900万円(前期比2.4倍)へ増額しており、これを好感した買いが入ったようだ。売上高も277億円から280億5700万円(同27.5%増)へ引き上げた。戸建住宅の需要を積極的に取り込んだことで販売が好調に推移したほか、新規出店の加速により首都圏エリアでの販売棟数が伸びたことが寄与する見込み。

トップカルチ <7640>  292円 (+3円、+1.0%)

 トップカルチャー <7640> が4日続伸。同社は10日取引終了後、22年10月期第1四半期(11-1月)連結営業利益は1億5300万円(前年同期比6.1%増)だったと発表した。上期計画2億1800万円(前年同期比6.7%増)に対する進捗率は70.2%、通期計画3億5600万円(前期比0.1%増)に対しては43.0%。大手メーカーとのコラボ企画や地域特産品の販売などは好調だったが、出店している大半のエリアでまん延防止等重点措置が適用されたことや、新潟・東北地区などを中心に記録的な降雪の影響を受けたとした。

※11日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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