セントラルＳ、前期経常を一転黒字に上方修正

　セントラルスポーツ <4801> が5月6日後場(13:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想の9億円の赤字→7.5億円の黒字(前の期は33.7億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の4.8億円の赤字→11.6億円の黒字(前年同期は17億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　前回、（2021年2月5日）公表しました通期連結業績予想につきましては、第2四半期に公表した予想を引き継いだもので、公表時点では新型コロナウイルス感染症がどの程度業績に影響するかは不透明な状況が続いておりました。そのような中、スクール事業の回復および価格改定による客単価の上昇に加え、フィットネス事業におけるオンラインサービスの展開加速等による人件費の改善や賃料交渉による家賃減少等の費用削減効果もあり、利益につきましては前回公表の数値予想を上回る見通しであります。