日ダイナミク、今期経常を37％上方修正

　日本コンピュータ・ダイナミクス <4783> [ＪＱ] が2月4日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比13倍の8.3億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の6.7億円→9.2億円(前期は3.8億円)に37.3％上方修正し、増益率が72.7％増→2.4倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.5億円→5億円(前年同期は3.8億円)に99.6％増額し、一転して28.8％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比6.5倍の4.1億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の0.5％→7.2％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　ＩＴ関連事業において主に生損保の既存顧客における領域拡大が好調であること、また、パーキングシステム事業において、通勤・通学客の増加に伴い駐輪場利用料収入が当初の想定より順調に推移したことにより、通期の売上高は、前回予想を上回る見込みとなりました。　営業利益、経常利益、親会社に帰属する当期純利益につきましても、増収の効果に加え、業務効率化の推進や採算管理の強化などにより、前回予想値を上回る見込みであるため、通期予想を修正いたします。(注)　上記業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したもので、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想値と異なる結果となる可能性があります。