［東京　２７日　ロイター］　メッツ(4744.T: 株価, ニュース, レポート)は２６日、産業廃棄物処理業などを手掛ける新東京グループ（千葉県松戸市）の代表者、吉野勝秀氏によるメッツ株の公開買い付け（ＴＯＢ）に賛同意見を表明した。

　吉野氏は１株６１５円で、６０％を上限にメッツ株の取得を目指す。買い付け総額は約１億８０００万円。１月２７日から２月２３日まで買い付ける。

　東京証券取引所はメッツの発表を受け、同社株が猶予期間に入る見込みだと発表した。ＴＯＢ成立後の同社が、実質的な存続会社ではないと判断したため。

　メッツは昨年１１月に解散を決議したが、ＴＯＢによって事業存続の可能性が出てきたことから、解散を決めるために予定していた１月３０日の臨時株主総会を延期すると発表した。