決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … キユーピー、レノバ、トーセ (7月5日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月4日から5日の決算発表を経て6日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　クスリアオキ <3549>
　18年5月期の連結経常利益は前の期比13.5％増の126億円になり、19年5月期も前期比7.0％増の135億円に伸びを見込み、9期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.4　キユーピー <2809>
　18年11月期の連結経常利益を従来予想の341億円→346億円(前期は325億円)に1.5％上方修正し、増益率が4.9％増→6.4％増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.5　不二越 <6474>
　18年11月期第2四半期累計(17年12月-18年5月)の連結経常利益は前年同期比4.1％増の70.7億円に伸びたが、通期計画の165億円に対する進捗率は42.9％にとどまり、5年平均の50.3％も下回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3549> クスリアオキ 　東１ 　 +11.69 　　7/ 5　本決算　　　　7.04
<9519> レノバ 　　　　東１ 　 +10.31 　　7/ 5　本決算　　　　　－
<4728> トーセ 　　　　東１　　 +8.20 　　7/ 5　　　3Q　　　-26.15
<2809> キユーピー 　　東１　　 +6.66 　　7/ 5　　上期　　　　8.51
<6474> 不二越 　　　　東１　　 +0.10 　　7/ 5　　上期　　　　4.11

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした6日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース