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SBテクノロジーのニュース
■SBテクノロジー<4726>の今後の見通し
● 2021年3月期連結業績予想
2021年3月期は、売上高62,000百万円(前期比6.3%増)、営業利益3,600百万円(同18.6%増)、経常利益3,600百万円(同18.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,100百万円(同13.1%増)を計画している。
ビジネスITソリューションは、新型コロナイルス感染症拡大の影響によって同社の注力業界である製造業や建設業が大きな打撃を受けており、見通しが不透明な部分があるものの、デジタル技術やデータを活用したサービスの協創やビジネスモデル変革に対応するためのデジタルトランスフォーメーション(DX)投資は継続されると考えている。公共の分野においてはデジタルガバメントが推進されると想定しており、電子申請基盤の開発と横展開に注力。また、これまで縮小傾向だったWeb解析ソリューションは横ばいに転じる見込み。
コーポレートITソリューションは、アフターコロナ(新型コロナウイルス感染症が蔓延した後の世の中)における働き方に向けて、テレワークやデジタル化に向けたツールの導入やシステム開発、併せてセキュリティ対策の投資が進むと想定している。エンジニア作業を必要としないサービス開発への投資とパートナーセールスの強化を行い、高まるクラウドセキュリティの需要に早期に対応する。
この分野においては、社内IT支援、テレワークの定着・デジタル化の加速、セキュリティ対策の強化などにより、伸長していく計画である。
テクニカルソリューションにおいては、引き続きソフトバンクのIT領域におけるベンダーマネジメント案件の拡大を見込んでいるが、変動費の抑制も進める。また、ECソリューションは取引先との契約見直しにより、減益傾向に転じる想定である。
なお、ネガティブ要因として、今回の新型コロナウイルス感染症拡大の影響があり、同社が注力しているグローバル製造業、建設業においては、相応の痛手を受けたとしており、今後投資が進んでいくのかが不透明要因である。ただし、テレワーク環境の整備や、DXへの移行はますます進めていかないとならないという問題意識を持っていると考えられ、先行投資する分野となるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一)
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● 2021年3月期連結業績予想
2021年3月期は、売上高62,000百万円(前期比6.3%増)、営業利益3,600百万円(同18.6%増)、経常利益3,600百万円(同18.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,100百万円(同13.1%増)を計画している。
ビジネスITソリューションは、新型コロナイルス感染症拡大の影響によって同社の注力業界である製造業や建設業が大きな打撃を受けており、見通しが不透明な部分があるものの、デジタル技術やデータを活用したサービスの協創やビジネスモデル変革に対応するためのデジタルトランスフォーメーション(DX)投資は継続されると考えている。公共の分野においてはデジタルガバメントが推進されると想定しており、電子申請基盤の開発と横展開に注力。また、これまで縮小傾向だったWeb解析ソリューションは横ばいに転じる見込み。
コーポレートITソリューションは、アフターコロナ(新型コロナウイルス感染症が蔓延した後の世の中)における働き方に向けて、テレワークやデジタル化に向けたツールの導入やシステム開発、併せてセキュリティ対策の投資が進むと想定している。エンジニア作業を必要としないサービス開発への投資とパートナーセールスの強化を行い、高まるクラウドセキュリティの需要に早期に対応する。
この分野においては、社内IT支援、テレワークの定着・デジタル化の加速、セキュリティ対策の強化などにより、伸長していく計画である。
テクニカルソリューションにおいては、引き続きソフトバンクのIT領域におけるベンダーマネジメント案件の拡大を見込んでいるが、変動費の抑制も進める。また、ECソリューションは取引先との契約見直しにより、減益傾向に転じる想定である。
なお、ネガティブ要因として、今回の新型コロナウイルス感染症拡大の影響があり、同社が注力しているグローバル製造業、建設業においては、相応の痛手を受けたとしており、今後投資が進んでいくのかが不透明要因である。ただし、テレワーク環境の整備や、DXへの移行はますます進めていかないとならないという問題意識を持っていると考えられ、先行投資する分野となるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一)
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