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*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~先高期待が一段と強まる~
16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■先高期待が一段と強まる
■トレンド、23/12営業利益 4.0%増 326億円、24/12予想 62.3%増 529億円
■前場の注目材料:京セラ、米に新工場、衛星向け水晶発振器を量産
■先高期待が一段と強まる
16日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。15日の米国市場は、NYダウが348ドル高、ナスダックは47ポイント高だった。1月の米小売売上高が予想を下回り、利下げ期待が強まった。一方、アップルは、著名投資家バフェット氏が運営するバークシャー・ハサウェイが保有している同社株のうち一部を前四半期に売却したことが当局への報告で明らかになり、ハイテク株への重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比435円高の38575円、円相場は1ドル149円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではハイテク株の一角が利食いに押される格好となったが、利下げ期待から景気敏感株などが買われた。また、取引終了後に決算を発表したアプライド・マテリアルズは、予想を上回る内容が材料視され時間外取引で買われており、安心感につながろう。
日経225先物はナイトセッションで一時38590円まで買われるなど、強いトレンドを継続している。過熱感が警戒されやすいものの、シティグループ証券は、日経平均株価の2024年の高値予想を従来の3万9000円から4万5000円に引き上げたと報じられている。年初からの急ピッチの上昇によって買い遅れている投資家において、買いを促すことが見込まれる。もっとも、インデックスに絡んだ売買が中心であるため、主力大型株主導となる。出遅れ感があるとしても、中小型株には資金が向かいづらい需給状況だろう。
また、決算発表が一巡したことから、手掛けづらさも意識されてきそうだ。好業績銘柄を見直す流れのなか、強い基調をみせてくる銘柄などへは、短期的な値幅取り狙いの資金が集中しやすい。そのほか、「ChatGPT」を開発したオープンAIは、新しいAIシステムを発表したと報じられている。ユーザーの入力したテキストのプロンプトに基づいて現実世界のような動画を作成することが可能になるようであり、生成AI関連などへの物色も意識されそうだ。
■トレンド、23/12営業利益 4.0%増 326億円、24/12予想 62.3%増 529億円
トレンド<4704>が発表した2023年12月期業績は、売上高が前期比11.1%増の2486億9100万円、営業利益は同4%増の326億200万円だった。2024年12月期業績は、売上高が前期比9%増の2710億円、営業利益は同62.3%増の529億円を計画。日本や欧州、アジアなどで売り上げ増加を見込む。あわせて最大400億円、発行済み株式総数(自己株式を除く)の4.64%にあたる630万株を上限とする自社株買いを実施すると発表。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38157.94、+454.62)
・NYダウは上昇(38773.12、+348.85)
・ナスダック総合指数は上昇(15906.18、+47.03)
・シカゴ日経先物は上昇(38575、大阪比+435)
・VIX指数は低下(14.01、-0.37)
・米原油先物は上昇(77.59、+1.23)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化観測
・京セラ<6971>米に新工場、衛星向け水晶発振器を量産
・岩谷産業<8088>「グリーンLPG」25年度実証、バイオ燃料で合成
・ルネサス<6723>8879億円で米社買収、電子機器の設計効率化
・北越コーポ<3865>社長、大王製紙との提携「合併超す効果出せる」
・オリックス<8591>三徳船舶を完全子会社化、3000億円規模
・三菱自<7211>三菱商事などと、低価格時間に電動車充電実証
・リケンNPR<6209>営業益30億円の効果創出、国内営業を1年内に統合
・日本ガイシ<5333>要素技術の活用先探索にAI提案、年内に100候補出力
・三菱重<7011>ウズベキスタンでGTCC受注、60万kW級
・三菱電機<6503>空調・低温機器を一括管理、システム試作
・富士通<6702>3Dツール・VRシステム刷新、よりリアルに製造現場検証
・KDDI<9433>サブ6対応エリア2倍に、衛星通信の干渉回避、基地局出力を増強
・シャープ<6753>V2H参入、太陽光・蓄電池・EVを連携
・出光興産<5019>ソーラーフロンティアと、宮崎大に太陽光発電、学内設置で国内最大級
・中部電力<9502>グループのJERA、インドネシア社と協業、LNG調達・運用最適化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・09:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
・中国休場(春節、17日まで) <ST>
■先高期待が一段と強まる
■トレンド、23/12営業利益 4.0%増 326億円、24/12予想 62.3%増 529億円
■前場の注目材料:京セラ、米に新工場、衛星向け水晶発振器を量産
■先高期待が一段と強まる
16日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。15日の米国市場は、NYダウが348ドル高、ナスダックは47ポイント高だった。1月の米小売売上高が予想を下回り、利下げ期待が強まった。一方、アップルは、著名投資家バフェット氏が運営するバークシャー・ハサウェイが保有している同社株のうち一部を前四半期に売却したことが当局への報告で明らかになり、ハイテク株への重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比435円高の38575円、円相場は1ドル149円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではハイテク株の一角が利食いに押される格好となったが、利下げ期待から景気敏感株などが買われた。また、取引終了後に決算を発表したアプライド・マテリアルズは、予想を上回る内容が材料視され時間外取引で買われており、安心感につながろう。
日経225先物はナイトセッションで一時38590円まで買われるなど、強いトレンドを継続している。過熱感が警戒されやすいものの、シティグループ証券は、日経平均株価の2024年の高値予想を従来の3万9000円から4万5000円に引き上げたと報じられている。年初からの急ピッチの上昇によって買い遅れている投資家において、買いを促すことが見込まれる。もっとも、インデックスに絡んだ売買が中心であるため、主力大型株主導となる。出遅れ感があるとしても、中小型株には資金が向かいづらい需給状況だろう。
また、決算発表が一巡したことから、手掛けづらさも意識されてきそうだ。好業績銘柄を見直す流れのなか、強い基調をみせてくる銘柄などへは、短期的な値幅取り狙いの資金が集中しやすい。そのほか、「ChatGPT」を開発したオープンAIは、新しいAIシステムを発表したと報じられている。ユーザーの入力したテキストのプロンプトに基づいて現実世界のような動画を作成することが可能になるようであり、生成AI関連などへの物色も意識されそうだ。
■トレンド、23/12営業利益 4.0%増 326億円、24/12予想 62.3%増 529億円
トレンド<4704>が発表した2023年12月期業績は、売上高が前期比11.1%増の2486億9100万円、営業利益は同4%増の326億200万円だった。2024年12月期業績は、売上高が前期比9%増の2710億円、営業利益は同62.3%増の529億円を計画。日本や欧州、アジアなどで売り上げ増加を見込む。あわせて最大400億円、発行済み株式総数(自己株式を除く)の4.64%にあたる630万株を上限とする自社株買いを実施すると発表。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38157.94、+454.62)
・NYダウは上昇(38773.12、+348.85)
・ナスダック総合指数は上昇(15906.18、+47.03)
・シカゴ日経先物は上昇(38575、大阪比+435)
・VIX指数は低下(14.01、-0.37)
・米原油先物は上昇(77.59、+1.23)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化観測
・京セラ<6971>米に新工場、衛星向け水晶発振器を量産
・岩谷産業<8088>「グリーンLPG」25年度実証、バイオ燃料で合成
・ルネサス<6723>8879億円で米社買収、電子機器の設計効率化
・北越コーポ<3865>社長、大王製紙との提携「合併超す効果出せる」
・オリックス<8591>三徳船舶を完全子会社化、3000億円規模
・三菱自<7211>三菱商事などと、低価格時間に電動車充電実証
・リケンNPR<6209>営業益30億円の効果創出、国内営業を1年内に統合
・日本ガイシ<5333>要素技術の活用先探索にAI提案、年内に100候補出力
・三菱重<7011>ウズベキスタンでGTCC受注、60万kW級
・三菱電機<6503>空調・低温機器を一括管理、システム試作
・富士通<6702>3Dツール・VRシステム刷新、よりリアルに製造現場検証
・KDDI<9433>サブ6対応エリア2倍に、衛星通信の干渉回避、基地局出力を増強
・シャープ<6753>V2H参入、太陽光・蓄電池・EVを連携
・出光興産<5019>ソーラーフロンティアと、宮崎大に太陽光発電、学内設置で国内最大級
・中部電力<9502>グループのJERA、インドネシア社と協業、LNG調達・運用最適化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・09:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
・中国休場(春節、17日まで) <ST>
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