ウチダエスコは続落、今７月期営業増益予想ながら利益確定売り先行

　ウチダエスコ＜4699.T＞は続落。２９日取引終了後に、今１５年７月期の連結業績見通しを発表し、売上高１２８億円（前期比８．２％減）、営業利益８億５０００万円（同１．８％増）と減収ながら営業増益を予想した。ただ、株価は先行して上昇、先月２８日に年初来高値１０４０円をつけており、当面の利益を確定する売りが先行している。
　今期は前期にタブレット型端末の大型案件１３億円を計上した反動で、売り上げは減少するが、ＩＣＴとオフィスデザインの融合商談やマイナンバー対応システムの開発、サポートを進めることで収益性向上を見込む。
　なお、前７月期は売上高１３９億３８００万円（前の期比１４．７％増）、営業利益８億３４００万円（同１１．７％増）と２ケタ超の増収増益で着地。好業績達成に伴い、期末一括配当を従来の２０円から２５円に引き上げた。

ウチダエスコの株価は１０時１４分現在９６０円（▼２０円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）