決算プラス・インパクト銘柄 … パーク２４、ＨＩＳ、ラオックス (2月22日～28日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の水準から3月1日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ラオックス <8202>
　18年12月期の連結経常損益は12.5億円の赤字(前の期は0.4億円の黒字)に転落したが、19年12月期は20億円の黒字に急浮上する見通しとなった。

★No.2　ＨＩＳ <9603>
　19年10月期第1四半期(18年11月-19年1月)の連結経常利益は前年同期比31.4％増の51.9億円に拡大し、11-4月期(上期)計画の90億円に対する進捗率は57.8％に達したものの、5年平均の63.8％を下回った。

★No.3　ウチダエスコ <4699>
　19年7月期第2四半期累計(18年8月-19年1月)の連結経常利益は前年同期比15.4％増の3.4億円に伸び、通期計画の6.2億円に対する進捗率は55.5％となり、5年平均の57.8％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<8202> ラオックス 　　東２ 　 +22.38 　　2/28　本決算　　　　黒転
<9603> ＨＩＳ 　　　　東１　　 +3.55 　　2/28　　　1Q　　　 31.39
<4699> ウチダエスコ 　ＪＱ　　 +1.76 　　2/26　　上期　　　 15.44
<3329> 東和フード 　　ＪＱ　　 +1.00 　　2/28　　　3Q　　　-26.62
<4666> パーク２４ 　　東１　　 +0.38 　　2/28　　　1Q　　　　7.12

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした3月1日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース