日パレット、前期営業を一転赤字に下方修正

　日本パレットプール <4690> [ＪＱ] が5月2日大引け後(15:00)に業績修正を発表。18年3月期の営業損益(非連結)を従来予想の6000万円の黒字→700万円の赤字(前の期は8000万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の営業利益も従来予想の1億0800万円→4100万円(前年同期は5400万円)に62.0％減額し、一転して24.1％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の業績につきましては、主力の石油化学樹脂関連企業向けレンタルは前期実績を上回りましたが、その他一般顧客向けのレンタルが競合他社との価格競争の影響等を受けて伸び悩んだため、売上高は6,244百万円（前回発表予想比2.4％減）となる見込みであります。　また、石油化学樹脂関連企業の期末増産体制を控えたレンタル数量の急増に伴う、現有パレットの回送や修理・洗浄等に係る費用、並びに新造パレットの導入に係る減価償却費の増加により、営業損失7百万円（前回発表予想は営業利益60百万円）となる見込みであります。また、経常利益は96百万円（前回発表予想比20.6％減）、当期純利益は47百万円（前回発表予想比20.8％減）となる見込みであります。（注）上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報にもとづき作成したものであり、　　　実際の業績は今後さまざまな要因によって予想数値と異なる場合があります。