454円
LINEヤフーのニュース
■会社概要
1. 会社概要
クレオ<9698>は基幹パッケージソフトウェア「ZeeM」シリーズの製品企画、開発、販売や、「ZeeM」を主軸にした、情報系、基幹系、運用系ICTソリューションの提供を行っている。ネットワークやシステムの企画・開発から構築、アプリケーションソフトの導入、運用サポートまで、あらゆるフェーズに対応するシステムインテグレーションサービスを提供するなど、ITサービスをバランスよく展開しているのが同社の特徴である。ヤフー<4689>や、タイムレコーダー、就業システム、駐車場ゲートシステム等、時間管理機器において、圧倒的なブランド力とシェアを持つアマノと関係性が深く、両社が同社株式の約45%を保持している。
2. 沿革
1974年の設立当初は受託開発を中心に事業を行っていた。1980年にパソコン用パッケージ分野に進出し、活躍の場をBtoC市場にも拡大すると、1983年には後に累積販売本数約15万本を記録したワープロソフト「ユーカラ」シリーズの販売を開始した。1989年に社名をラテン語で「Creation」を意味する「クレオ」に変更し、1990年に株式を店頭公開した。その後1993年に業務パッケージ「CREO Business Manager Series」(CBMS)を販売開始し、2004年にはその後継製品である「ZeeM」を発表するなど、企業向けのソリューションを強化した。2005年にヤフーと、2013年にアマノと業務提携を行っている。2015年に「筆まめ」を売却し、法人向け体制を強化している。2017年に連結子会社5社を吸収合併し、グループ新体制を発足し、100年企業を目指す体制を作った。
3. グループ概要
同社は2017年4月に子会社5社((株)クレオマーケティング、(株)クレオソリューション、(株)クレオネットワークス、(株)クレオサンライズ、イアス(株))を吸収合併するとともに、子会社に分散していた製品・サービス、知識や技術を集約し、シナジー効果を最大限に発揮するため、3つのカンパニーに組織・事業を再編した。
4. 強み・特性
同社の強みを4点挙げる。1点目は官公庁や自治体、企業の基幹業務システム、ETC・パーキングなどの組込みシステム、といった安定性や安全性が特に求められるシステムに長年取り組んできたことで、スキルやノウハウを蓄積できたことである。2点目はパッケージソフトの開発販売、システム受託開発、システム保守・運用、サポート、というように複数の事業ポートフォリオを持つことで、過去20年間大きく売上を減少させることなく安定的に事業を継続できてきたことである。3点目は40年超の社歴と先に掲げた長年のシステム開発・運用を通じて、大手優良顧客との強固な関係性が築けたことである。そして4点目はこれらの結果、安定的な収益基盤が作れ、優れた財務体質となり無借金経営を実現しており、新規事業に取り組みやすい財政基盤が整っていることである。
なお、同社の事業特性として、ソリューションサービス事業で人事給与・会計ソリューションが新年度からの切替に備えて年度末に導入が集中すること、受託開発事業で官公庁向けシステム開発が年度末に納期が集中すること、などから第4四半期に営業利益の計上が集中する傾向がある。この傾向に対しては、同社の株主でもあるアマノとの取引を増やすことで利益計上タイミングの平準化を図るとともに、4半期ごとの事業別損益計画を開示するなど株主の理解促進を図ることで対策している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
<MH>
1. 会社概要
クレオ<9698>は基幹パッケージソフトウェア「ZeeM」シリーズの製品企画、開発、販売や、「ZeeM」を主軸にした、情報系、基幹系、運用系ICTソリューションの提供を行っている。ネットワークやシステムの企画・開発から構築、アプリケーションソフトの導入、運用サポートまで、あらゆるフェーズに対応するシステムインテグレーションサービスを提供するなど、ITサービスをバランスよく展開しているのが同社の特徴である。ヤフー<4689>や、タイムレコーダー、就業システム、駐車場ゲートシステム等、時間管理機器において、圧倒的なブランド力とシェアを持つアマノと関係性が深く、両社が同社株式の約45%を保持している。
2. 沿革
1974年の設立当初は受託開発を中心に事業を行っていた。1980年にパソコン用パッケージ分野に進出し、活躍の場をBtoC市場にも拡大すると、1983年には後に累積販売本数約15万本を記録したワープロソフト「ユーカラ」シリーズの販売を開始した。1989年に社名をラテン語で「Creation」を意味する「クレオ」に変更し、1990年に株式を店頭公開した。その後1993年に業務パッケージ「CREO Business Manager Series」(CBMS)を販売開始し、2004年にはその後継製品である「ZeeM」を発表するなど、企業向けのソリューションを強化した。2005年にヤフーと、2013年にアマノと業務提携を行っている。2015年に「筆まめ」を売却し、法人向け体制を強化している。2017年に連結子会社5社を吸収合併し、グループ新体制を発足し、100年企業を目指す体制を作った。
3. グループ概要
同社は2017年4月に子会社5社((株)クレオマーケティング、(株)クレオソリューション、(株)クレオネットワークス、(株)クレオサンライズ、イアス(株))を吸収合併するとともに、子会社に分散していた製品・サービス、知識や技術を集約し、シナジー効果を最大限に発揮するため、3つのカンパニーに組織・事業を再編した。
4. 強み・特性
同社の強みを4点挙げる。1点目は官公庁や自治体、企業の基幹業務システム、ETC・パーキングなどの組込みシステム、といった安定性や安全性が特に求められるシステムに長年取り組んできたことで、スキルやノウハウを蓄積できたことである。2点目はパッケージソフトの開発販売、システム受託開発、システム保守・運用、サポート、というように複数の事業ポートフォリオを持つことで、過去20年間大きく売上を減少させることなく安定的に事業を継続できてきたことである。3点目は40年超の社歴と先に掲げた長年のシステム開発・運用を通じて、大手優良顧客との強固な関係性が築けたことである。そして4点目はこれらの結果、安定的な収益基盤が作れ、優れた財務体質となり無借金経営を実現しており、新規事業に取り組みやすい財政基盤が整っていることである。
なお、同社の事業特性として、ソリューションサービス事業で人事給与・会計ソリューションが新年度からの切替に備えて年度末に導入が集中すること、受託開発事業で官公庁向けシステム開発が年度末に納期が集中すること、などから第4四半期に営業利益の計上が集中する傾向がある。この傾向に対しては、同社の株主でもあるアマノとの取引を増やすことで利益計上タイミングの平準化を図るとともに、4半期ごとの事業別損益計画を開示するなど株主の理解促進を図ることで対策している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
<MH>
この銘柄の最新ニュース
ラインヤフーのニュース一覧- 三代目J SOUL BROTHERSがLINE VOOM LIVE に初登場!メンバー7人が全員参加でトークを展開する特別番組の独占配信決定 2024/09/19
- ADR日本株ランキング~日本電産など全般買い優勢、シカゴは大阪比190円高の36370円~ 2024/09/19
- [PTS]デイタイムセッション終了 15時以降の上昇54銘柄・下落63銘柄(通常取引終値比) 2024/09/18
- ADR日本株ランキング~日本郵政などほぼ全面高、シカゴは大阪比400円高の36410円~ 2024/09/18
- 【LINEプロフィールスタジオ】愛犬のAIアバター画像がつくれる「AIペット」が新登場 あなたのペットが「3Dアニメ」風、90年代「レトロ」風ビジュアルに変身 2024/09/17
マーケットニュース
- 来週の株式相場に向けて=自民党総裁選を経て株価は本格回復へ突き進むか (09/20)
- 東京株式(大引け)=568円高と大幅に3日続伸、米株高を追い風に買い膨らむ (09/20)
- 本日の【新規公開(IPO)】公開価格決定 (20日大引け後 発表分) (09/20)
- 20日香港・ハンセン指数=終値18258.57(+245.41) (09/20)
LINEヤフーの取引履歴を振り返りませんか?
LINEヤフーの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。