決算マイナス・インパクト銘柄・寄付 … オービック、ＯＢＣ、岩井コスモ (7月21日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月20日から21日の決算発表を経て26日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ショーエイ <9385>
　21年3月期の連結経常利益は前の期比69.5％増の10.7億円に拡大したが、従来予想の13.1億円を下回って着地。

▲No.6　岩井コスモ <8707>
　22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比34.7％減の13.2億円に落ち込んだ。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<5609> 日鋳造 　　　　東２　　 -9.01 　　7/21　　　1Q　　　 -5.88
<9385> ショーエイ 　　東１　　 -7.01 　　7/21　本決算　　　-14.85
<4733> ＯＢＣ 　　　　東１　　 -5.62 　　7/21　　　1Q　　　 26.69
<7739> キヤノン電 　　東１　　 -4.90 　　7/21　　上期　　　 13.40
<4684> オービック 　　東１　　 -2.07 　　7/21　　　1Q　　　　8.99

<8707> 岩井コスモ 　　東１　　 -0.07 　　7/21　　　1Q　　　-34.75

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした26日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース