ゲオディノスが自社株買いと１５年３月期の業績・配当予想を発表、さらに株主優待を拡充へ

　ゲオディノス<4650.T>がこの日の取引終了後、自社株取得枠の設定を発表した。８万株（発行済み株式数の１．８９％）、６５００万円を上限としており、取得期間は６月１日から来年３月３１日まで。
　同時に、５月１２日発表の決算短信で未定としていた１５年３月期連結業績について、売上高７７億円（前期比６．６％減）、営業利益４億円（同４９．３％増）、純利益２億５０００万円（前期４億８４００万円の赤字）にするとした。前親会社のゲオホールディングス<2681.T>へのリトルパークの資産譲渡や赤字店舗だったカフェ店舗の閉鎖などで売上高は減少する見通しだが、施設管理コストの削減推進効果が下期に見込まれることや、休止固定資産関連費用がなくなることなどで収益構造は改善される見通しで、これらが業績を押し上げる。また、同じく未定としていた期末配当については、普通配当５円８０銭と７期ぶりの復配を予定するとともに、創立６０周年記念配当５円８０銭を加えて１１円６０銭にするとした。
　さらに、株主優待制度についても一部を変更し、保有株式数に応じて１００株以上で「同社が経営するレジャー施設を無料で利用できる株主御優待券３枚、もしくは５０００円相当の健康グループ商品を贈呈」から、１００株以上２００株未満で「株主御優待券８枚、もしくは９０００円相当の健康グループ商品を贈呈」へ、２００株以上３００株未満で「株主御優待券１６枚、もしくは１万２０００円相当の健康グループ商品の贈呈」へ変更。また、３００株以上では「株主御優待券６枚贈呈、もしくは１万円相当の健康グループ商品を贈呈」から、「株主御優待券２４枚、もしくは１万５０００円相当の健康グループ商品を贈呈」へ変更した。



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）