川上塗、上期経常を38％下方修正

　川上塗料 <4616> [東証Ｓ] が7月12日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年11月期第2四半期累計(22年12月-23年5月)の連結経常利益を従来予想の1億6400万円→1億0100万円(前年同期は8400万円)に38.4％下方修正し、増益率が95.2％増→20.2％増に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の3億円(前期は2億1300万円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（個別業績予想）　2023年11月期第２四半期累計期間における売上高につきましては、ほぼ前回予想通りとなる見込みですが、利益面につきましては、原材料価格の上昇が予想以上に続いていることに加えて、物流コストや電力料など諸経費も増加していることから、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに前回予想を下回る見込みであります。　2023年11月期通期の業績予想につきましては、依然として厳しい状況ではありますが、生産の効率化・諸経費の削減に取り組み、価格転嫁を進めることで通期での計画達成を見込んでおり、前回予想を据え置くことといたします。（連結業績予想）　連結業績予想につきましては、主に個別業績予想の修正に伴い修正を行うものです。※期末の配当予想につきましては、前回発表予想から変更はありません。※上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。